バスの乗り降り
・事前にバスの停留所を調べておく。
バス停は、黄色に”The Bus”という文字が書かれた小さな看板が目印。
郊外のバス停は、屋根などもなく木に表示があるだけで見つけにくいこともあります。
また、ルート番号と行き先が書かれていないところもあるのでバス停は事前に調べていきましょう。
・バスをチェック
ルート番号が同じでも、経由地や行先が違うことがあります。
バスの正面と乗車口側にルート表示があるので、乗りたいバスなのかチェックしましょう。
・お金を準備して、前方のトビラから乗る
料金は、前払い制で運転席の横にある料金箱に入れます。
おつりは出ないのでちょうど支払えるように事前に小銭を準備しておき、前方のトビラからバスに乗りましょう。
日本のように自動でお金を数える機能はないので、料金箱にコインを入れるときはドライバーに見せてから入れましょう。
お金を支払うと、日本人観光客なら何も言わなくても、ドライバーはトランスファーチケットを渡してくれることが多いです。
もし、渡してもらえないなら「トランスファーチケット プリーズ」と言えば、トランスファーチケットをもらえます。
※トランスファーチケットについては、下に詳しい説明があります。
Courtesy Seat は「優先座席」のことで、お年寄りや身体障害者のための優先座席です。
優先座席ということを理解しておらず、マナー違反となってしまわないように注意しましょう。
・金ひもを引いて、降車を知らせる
日本のバスと同じように、ボタンを押すタイプもありますが
ザ・バスでは、金ひもを引いた降車を知らせるタイプが多いです。
金ひもを引くと、降車合図のチャイムが鳴り、ダンディな男性の声と共に電光掲示板に「STOP REQUESTED」と表示されます。
・停車後、ドアを押す(触れる)
乗車時の前方のトビラからも降車できますが、車両中央のトビラから降りるのが一般的です。
バスが停車し、トビラ上部の緑のランプがついたら、ドアのタッチ部分(黄色の箇所)を軽く押すとトビラが自動で開きます。(ふれるだけで空くタイプもあります。)
また、手をはなすとトビラは勢いよくしまることが多いので、次に降りる方のために、トビラをおさえておくのがマナーです。
便利にザ・バスを乗りこなそう
・トランスファーチケット
トランスファーチケットとは、2時間以内なら2回までザ・バスを乗り換えることができるチケットのことです。
バスに乗る際に、お金を払ったあと「トランスファーチケット プリーズ」と運転手に伝えるともらえます。
トランスファーチケットには、ルートNoなどの表記もないので、往復で使うことができてしまうのですが
往復での使用は公式には、禁止されております。
1回目の乗り換え時は、チケットをドライバーに渡せば1回分を切り離して返してくれます。
2回目も、ドライバーに渡せばそのまま乗せてもらえます。
・4日間乗り放題パス
ワイキキとアラモワナセンターのセブンイレブンやABCストアで、ザ・バスの4日間乗り放題パスが35ドルで販売されてます。
パスがあれば、毎回お金を出す必要や、小銭があるかの心配をしなくてもいいので
滞在中に毎日何回も乗る予定があるならオススメです。
シティエクスプレス
その名のとおり、ザ・バスの急行バスです。
シティエクスプレスは、15分間隔で運行されているので主要地間の移動ならおすすめです。
エクスプレスマークのある停留所にとまります。
・Da Busアプリ
バスのGPS情報から到着時刻やバス停情報がわかる Da Bus というスマートフォンアプリがあります。
バスはが時間通り来ることは少ないので、リアルタイムのGPS情報から到着時間を予測してくれる Da Bus はとても便利です。
※すべてのバスにGPSがついているわけではないので、GPSがついていないバスは予定時刻のみの表示になります。
iPhone、Android の両方のアプリがあるので、出発前にダウンロードしておきましょう。
・二両編成バスで電車気分
なんと、2両編成のバスがあります。珍しいので一見の価値あり。
日本のバスとはここが違う!ザ・バスの注意事項
・両替機はない。おつりはでない。
ザ・バスに両替機はありません。ドライバーさんに言っても、おつりはもらえないので事前に準備しておきましょう。
・大きな荷物(キャリーケースなど)を持って乗れない。
大きな荷物を持ってバスに乗ることはできません。キャリーケースは基本的にNGです。
持ち込みOKなのは、ひざの上に乗るぐらいのサイズになります。
人が少なく、バスがすいている場合などは、ドライバーの判断で大きな荷物も持ち込めるもありますが、混んでいる場所や時間帯だとまず拒否されます。気を付けましょう。
・ベビーカーは折りたためるものだけOK
ベビーカーも大きなものになりますが、折りたためるタイプであればOKです。
・バスは時間通りこない。
バスは時間通り来ません。
バスを利用する際は、時間に余裕をもって計画を立てた方が良いです。
・冷房が強い。
バスだけではありませんが、日本人の感覚だと冷房が強いです。
外が暑い分、特に強く感じます。長時間乗るなら、軽く羽織れるものがあった方が良いでしょう。
・マナー違反は、罰金対象。
日本では罰金対象でないマナー違反も、ハワイでは罰金対象です。
車内での飲食や喫煙、濡れた服や水着での乗車、運転中のドライバーに話しかけること、などは禁止されてます。気を付けましょう。
トランスファーチケットやDaBusアプリなどを活用できるようになれば、ザ・バスではもう怖いものはありません!
ザ・バスを乗りこなして、充実したハワイ旅行を楽しみましょう!