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観光観光

2015.12.18

ウイスキーの奥深さにふれる
ニッカウヰスキー余市蒸溜所

writer : 朴 直

ニッカウヰスキー北海道工場
無料で工場見学ができる施設として全国的にも有名なニッカウヰスキー北海道工場余市蒸溜所。年間46万人を超える見学者が訪れ、旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」の行ってよかった工場見学&社会科見学2014において、第1位に輝くほどの人気スポットです。ドラマ「マッサン」の影響で、さらに観光客が増えている様子。

北海道の広大な敷地に広がる工場内は、四季折々の表情を見せ、ウイスキーができる工程を間近に見学することでで、さらにウイスキーの魅力を感じることができます。

ウイスキーと共に歩んだ歴史を感じる蒸溜所

ニッカウヰスキー北海道工場2
ウイスキーの本場スコットランドへ留学経験のある竹鶴氏は、余市の地がウイスキー作りに適していると確信、この地にニッカウヰスキー北海道工場余市蒸溜所を造りました。
創業当初は特産のりんごを使って、りんごジュース等を販売。ニッカウヰスキーの社名もまだ「大日本果汁株式会社」でした。その後、社名を「ニッカ」としたのは、「大日本」の「日」、「果汁」の「果」からなのです。
幾多の苦労を最愛の妻リタ夫人と共に乗り越えて、第一号のウイスキーが生まれ出たの1940年 (昭和15年)でした。現在もジャパニーズウイスキーの聖地として、良質なウイスキーを造り続けています。
会社設立当時の事務所
ウイスキーの蒸溜所としてだけはなく、政孝氏・リタ夫人が過ごした家や会社設立当時の事務所などが残り、歴史を感じさせてくれる建物が残ります。

無料ガイドツアーでウイスキーの製造を知る

無料ガイドツアー
ニッカウヰスキー北海道工場余市蒸溜所は、自由見学も可能ですが、事前予約での無料ガイドツアーがおすすめ! ガイドによる蒸溜行程の説明はもちろん、竹鶴夫妻のエピソードなども交えてウイスキーや蒸溜所のことが学べます。
試飲1
蒸溜所見学後の楽しみはなんと言ってもウイスキーの試飲。常時、三種類のお酒を楽しむことができます。ここでおいしいウイスキーーの水割りの作り方講座!「ウイスキー1:水2+氷3つ、ステアは21回」がオススメです。
未成年やお酒を飲まれない方には、烏龍茶やアップルジュースもあります。
バーカウンター
無料試飲だけで物足りないと感じる方には、ウィスキー博物館内にある有料の試飲スペースへどうぞ。専門スタッフとお話をしながら、自分の好みのウイスキーを楽しめます。

どの限定所品を買おうか迷っちゃう

限定品
ニッカ会館隣にあるディスティラリーショップ「ノースランド」では、オリジナル商品をはじめとする、ここだけでしか買えない限定品を取り揃えています。
シングルモルトは、ひとつの蒸溜所のモルト原酒のみをヴァッティング(モルトウイスキー同士のブレンド)したウイスキー。蒸溜所の個性が際立ちますので、ぜひ自分好みの味を見つけてください。ぜひ自分好みの味を見つけてください。
熊が抱えるミニボトル
可愛らしくユーモアあふれる木彫りの熊が抱えるミニボトルは、その姿を眺めるたびに、旅の思い出がよみがえります。
他にもウイスキーが練り込まれた「ウイスキーチョコレート」など、レアな商品は心くすぐるものばかり。どれを買おうか迷うのも旅の楽しみの一つですよね。

特産のリンゴをつかった極ウマカレー

ニッカ会館
溜所内のニッカ会館にあるレストラン「たる」。
人気メニューの一つが「スパイシーりんごカレー」。特産のりんごとアップルワインをつかったりんごの甘みと、道産野菜のうまみが感じられるカレーです。
スパイシーりんごカレー
特産のりんごを利用して作られたスパイシーりんごカレーは、海軍カレーを元に編み出されたとのことで、じゃがいも、にんじん、たまねぎ、肉を使用し、海上で揺れてこぼれないようにとろみをつけて、ゆで卵、サラダ、牛乳を揃えたという本格派。余市防備隊(海上自衛隊)が監修をつとめているとのこと!シルバーの食器も海軍でのシンプルな生活を感じさせてくれます。
カレーにゆで卵をいれて食べると新しい味を感じられると大好評です。

スマートポイント

  • 無料ガイドツアーは、午前9時から行っています。見学約50分+試飲約20分のコース。事前予約をお忘れなく。
  • オシャレなカウンターバーでの有料試飲は、ウイスキーの奥深さを一層感じさせてくれます。
  • りんごを使ったカレーは、スパイシーでフルーティー。地元の特産品を使って地域に根付いている会社であることを実感できます。

ライターのおすすめ

広い敷地内は、どの時期に行っても絵になる風景で満たされています。
ウイスキー樽を利用した記念撮影ポイントもあるので、ゆっくり散策しながらお気に入りの撮影スポットを見つけてみてはいかがですか。

朴 直

北海道出身ながら、沖縄好きが高じて10年ほど沖縄で過ごす。北海道・沖縄のいいとこどりな生活を目指して活動中。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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