地下鉄東西線宮の沢駅から徒歩7分の場所にある白い恋人パーク。北海道内でも人気のあるスポットです。
パーク内の「お菓子作り体験工房」では、北海道観光の記念のお土産やご家族、お友達へのプレゼントとして、メッセージや絵を添えて、オリジナルの白い恋人が作れます。子どもから大人まで、誰もが楽しめる大人気のメニュー。
所要時間は、コースにより30分~1時間20分程度。自分のスケジュールに合わせて、コースが選べるのも嬉しいですね。
型抜きクッキーコースは、焼き上がりの時間までじっくりと館内を探検。チョコレートラウンジで、ここだけでしか味わえないパフェを食べたり、懐かしいおもちゃや蓄音器があるミュージアムで童心に返ったり……。白い恋人の製造工場「チョコレートファクトリー」の見学もどうぞ。
館内を十分満喫した後は、あなただけのオリジナルスイーツが完成!素敵な旅の思い出が、形になって残ります。
観光
2015.12.18
白い恋人パークで
お菓子作り体験工房
writer : 朴 直
自分だけの「白い恋人」作りに挑戦!
各コースで多少作業は異なりますが、「私の白い恋人」お絵描きコースだと以下の手順でできあがります。
①まずは、「エプロン」「帽子」「靴カバー」をもらい、体験工房に入室。すでに気分はパティシエ!
②手洗いと消毒をすませて、スタッフが席に案内したらお菓子作りの始まり。
③ハート形の白い恋人にホワイトのチョコペンでメッセージや絵を自由に描きましょう。作り手のセンスが問われる作業。あなたならどんなデザインにしますか?
④完成後は冷蔵庫で10分程度冷やして、袋詰めをして、機械で封をします。
⑤専用の箱に入れ、シールをとめたら完成!
完成した白い恋人は、自分で食べる?お土産にする?飾って眺める・・・それは、もったいないですよね。
ファクトリーウォークを探検
クッキーが焼きあがる間に、白い恋人パーク内を探検しましょう。
有料館内のファクトリーウォークで、工場や色々なミュージアムを見て回ることができます。チョコレートファクトリーでは、白い恋人ができるまでの工程を公開。次々と焼きあがるラングドシャーにチョコレートをサンドする様子に見入ってしまうかも。
「昔の子どものおもちゃ箱」コーナーでは、懐かしいおもちゃでいっぱい。明治・大正・昭和のおもちゃコレクションがあるので、懐かしい気持ちに浸れます。
懐かしいと言えば、蓄音器ギャラリーもはずせません。音を楽しむばかりではなく、蓄音器の造詣の美しさにも目を見張ります。
せっかくお菓子の国にいるのですから、スイーツも楽しみたいですよね。アンティーク家具にかこまれたチョコレートラウンジで、ここだけのメニュー「白い恋人パフェ」やオリジナルスイーツを味わうことも忘れちゃいけません。
魔法の手を持つ職人の技に魅入る
19世紀にイギリスで生まれた砂糖工芸のシュガークラフト。精密につくられた花々や人形たちがズラリと並びます。実際に、シュガークラフトをつくる工房も公開されています。職人さんが、ひとつひとつ丁寧に作業をしている様子につい魅入ってしまいます。
このシュガークラフト、鑑賞用で食べることはできないのですが、食べようか飾ろうか迷わなくでもいいのはありがたいかも!?
キャンディ・ラボでは、魔法の手を持つあめ職人によって、カラフルなキャンディたちが生まれます。おなじみのストライプ柄から、かわいいフルーツ、キャラクターなど、たくさんの種類があって、どれをお土産にしようか迷っちゃう。
体験工房で、自分でお菓子を作る楽しさを知って、シュガークラフト工房やキャンディ・ラボで職人技を見たお子さんが、将来白い恋人パークで職人さんになっているかも知れませんね。
四季の移ろいを感じるローズガーデン
体験が終わった後は、「ローズガーデン」の散策などいかがですか。6月から10月にかけて、約120種類以上のバラが咲き誇ります。
冬の夜は、幻想的なイルミネーションが輝き、夢の国にいるみたい。
毎正時には、からくり時計から北海道にちなんだ動物たちがでてきて、素敵な演奏を披露してくれます。
さらにローズガーデン内のいろんなところに目を向けると……。普段は隠れている仲間たちも楽しげに歌ってます。
「白い恋人鉄道」は、SL「弁慶号」モデルに作られたミニ鉄道。おかしの家やトンネルなどを約10分ほどかけて駆け巡ります。
スマートポイント
- 世界に一つしかない自分だけの「白い恋人」。 どんなデザインにしようか迷ってしまいますが、それも楽しさの一つ。
- クッキーの焼き上がりを待つ間に、館内をいろいろ探検! 学んだり、感動したり、懐かしんだり、味わったり・・・素敵な時間が待ってます。
- お菓子づくりの職人たちは、まるで魔法使い。目の前であっという間にできあがるお菓子たちに驚きと喜びの声があがります。
ライターのおすすめ
白い恋人やキャンディなどのお菓子ができる工程を見るだけでなく、自分だけのお菓子がつくれる白い恋人パークは、工場見学の楽しさが2倍、3倍と膨らみますよ。
朴 直
北海道出身ながら、沖縄好きが高じて10年ほど沖縄で過ごす。北海道・沖縄のいいとこどりな生活を目指して活動中。
INFORMATION
スポット名 | 白い恋人パーク |
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住所 | 北海道札幌市西区宮の沢2条2丁目11-36 |
電話番号 | 011-666-1481 |
料金 | 有料施設 大人800円、中学生以下400円、3歳以下無料 |
営業時間 | 10:00~17:00 |
定休日 | 無休(年末年始及び不定期にて営業時間を変更する場合あり) |
駐車場 | あり |
地図 | 43.0886783 |