JR旭川駅の横、忠別(ちゅうべつ)川にかかる「氷点橋」を渡ってまっすぐ15分ほど歩くと、高い木々がそびえる「外国樹種見本林」につきあたります。その森の入口付近に建つのが、海外からの観光客も多く訪れる「三浦綾子記念文学館」。
この文学館は、旭川生まれの作家・三浦綾子の功績をたたえ、国内外に広く知らせることを願って、全国からの寄付によりつくられました。館内には、三浦文学の真髄とその生涯を伝える膨大な資料を展示。
代表作の小説『氷点』は、何度も映画やドラマとなり、発表から50年以上たったいまも多くのファンに愛されています。
作品を読んだことがある方はもちろん、読んでいない方も、豊かな緑に囲まれて、ゆったりくつろげる空間です。