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観光観光

2016.06.18

ベイエリアの景色も必見
多彩に遊べる金森赤レンガ倉庫

writer : 金子 美里

函館の観光名所といえば、決してはずせないのが、金森赤レンガ倉庫です。明治後期に建てられた倉庫を活かしたこの商業施設では、屋内でショッピングや食事などが楽しめます。加えて、周囲のロケーションも含めた風景も大きな魅力。ベイエリアにレンガ造りの倉庫が並ぶ姿は、港町の情緒を感じさせます。建物の歴史も知って、函館屈指の名所を思う存分満喫しちゃおう!
赤レンガ倉庫

潮風を感じつつレトロな倉庫群の景色をお散歩しよう

金森赤レンガ倉庫は、函館のランドマーク。ベイエリアに並ぶ赤いレンガの倉庫群は、函館を象徴する景色の一つにもなっています。
歴史を感じさせるレンガ造りの建物や、石畳の歩道などが、レトロでロマンチック。この風景を楽しもうと国内外から毎年200万人近くの観光客が訪れます。
赤レンガ倉庫と海
赤レンガ倉庫と道路
風情のあるレンガ造りの倉庫は、函館の豪商・渡邉熊四郎が1887(明治20)年に開業した金森洋物店の倉庫として、1909(明治42)年から実際に使用していたもの。
函館の豪商
商標として壁に大きく描かれた、曲尺と森のマークが当時の面影を残しています。この倉庫群は、街の歴史を伝える貴重な建造物でもあるのですよ。
森のマーク
函館発展のために尽力した熊四郎は、函館四天王とも呼ばれ、地元で愛されています。熊四郎の写真とともに、その業績が倉庫内でも紹介。熊四郎の偉業を知って、倉庫を眺めれば、いままでとは違った感動が、きっと味わえます。

四つのエリアでそれぞれ違った雰囲気を楽しんで

倉庫群は四つのエリアに分かれていて、それぞれ雰囲気も違います。コンサートなどの会場になる「金森ホール」以外は、いつでも気軽に立ち寄れて、なかには雑貨店や飲食店などのショップがずらり。
4つの倉庫群
「BAYはこだて」は、2棟の倉庫を含めた運河を囲むエリア。倉庫をつなぐ渡り廊下は、運河をまたぐように架けられていて、違った目線で景色を楽しめます。運がよければ、クルーザーが足元をくぐって運行する様子を見られるかも。
赤レンガ倉庫入り口
金森洋物館
「金森洋物館」は、輸入雑貨店など20を超えるショップがひしめき、華やかな雰囲気。サンタクロースの消印が押されるポストや、童心に帰ってブロック遊びができるブリックラボなどワクワクする施設も。
函館ヒストリープラザ
函館ビヤホールをはじめ時代を感じさせる雰囲気の「函館ヒストリープラザ」。広々とした休憩スペースもあって、ひと休みにも最適です。買い物や食事などを楽しみながら、エリアごとの雰囲気をじっくり味わってくださいね。

ゲットしたい函館限定商品もいろいろ

倉庫内には約50のショップと、二つの施設が入っています。扱う商品も、アクセサリーや洋服から、スイーツにキャラクターグッズまで、バラエティー豊か。旅で訪れたなら気になるのは、地元の限定品ですよね。もちろん、金森赤レンガ倉庫にも、ここでしか買えない限定グッズがそろっていますよ。
ベイはこだて
BAYはこだて内のシングラーズは、イカ墨を使った函館らしい染物を扱う注目のお店。手ぬぐいやバックなど布小物を中心に、200近いアイテムがずらり。イカ墨でセピア色に染め抜かれた商品は、渋さとかわいさが同居して個性的です。
イカ型ストラップ
人気のイカ型ストラップ(800円)をはじめ、イカをモチーフにしたデザインもそろいます。一点ずつ手作りの商品には、温かさも感じられます。イカ墨染の商品を扱っている店舗はここだけなので、レア感があるのもうれしいですね。

全国区の人気を誇るチーズケーキにも限定商品あり!

スイーツをお土産にしたい人にも、選択肢はいろいろ。金森洋物館には、地元洋菓子の名店、スナッフルスもありますよ。全国区の知名度を誇るチーズオムレットをはじめ、ロールケーキや焼き菓子など扱う商品は20種類を超えます。
スィーツのお土産屋
イチゴ味のめん恋チーズオムレットは、金森店を含む市内2店舗で先行販売をはじめた限定品。函館特産の「はこあて恋いちご」の甘酸っぱさと滑らかな舌触りが絶妙です。
チーズオムレット
店の一角には、コーヒー付きでチーズオムレットを味わえるスタンドも。チーズ、ショコラに加え、イチゴ味もその場で味わえます。まずは自分の舌で味を確かめて、お土産にするのもいいですね。また、隣接する姉妹店「グルマンカンタ」では、おいしいサンドイッチも楽しめます。
ほかにも函館らしい店舗が目白押しです。じっくり自分好みを探してみて。

昼も夜も、夏も冬も。違う雰囲気を何度も楽しもう!

夜はライトアップが施され、ベイエリアは、昼とひと味違ったロマンチックな景色に変わります。倉庫を縁取るように光るライトが、揺れる海の水面にキラキラと映るようすは、思わず見とれてしまうほど。その美しさは、函館山からも楽しめますよ。
赤レンガ倉庫の夜景
運河の奥にあるイベントスペースや運河周辺は、とくに闇とライトとのコントラストが映えます。ショップの多くは午後7時に閉店しますが、レストランの一部は夜9時過ぎまで営業しているので、夕食とともに夜のお散歩を楽しむのもいいですね。
赤レンガ倉庫ライトアップ

提供写真:函館市観光部

また、12月のはこだてクリスマスファンタジー開催中は、ツリーのイルミネーションなども加わって、さらに幻想的な景色に。
ショッピングや食を楽しめるだけでなく、景色もステキな金森赤レンガ倉庫。市電の十字街停車場からほど近くて、元町エリアも徒歩圏内なので、函館旅のスタートに訪れるにはぴったりの名所ですよ。

スマートポイント

  • インフォメーションセンターでは市内の観光案内もしてくれるほか、レンタサイクルを行っています。エリア内で利用できる、ベビーカーのレンタルも行うなど、誰もがスムーズに観光できるサポートが行き届いています。
  • フリーWi-Fiが通っているので、スマホの検索もサクサク。倉庫内に点在するベンチで、ゆっくり観光の計画を立てるのも○。
  • 「金森洋物館」内のブリックラボは、無料でブロック遊びができるスペース。大人から幼児まで楽しめるよう工夫されているので、ファミリーやカップルでゆっくり遊びたいときにはぴったりです。

ライターのおすすめ

運河のある周辺の景色は特にきれいでオススメ。倉庫内のカフェやレストランはどこもステキですが、スナッフルスに隣接する姉妹店「グルマンカンタ」のクロワッサンサンドは手ごろな値段で美味なのでイチオシです。

金子 美里

フリーランスライター。地元情報誌の編集として勤めたのち独立。現在は観光情報誌や旅行雑誌などに執筆。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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