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観光観光

2016.08.25

妖精ノームが住む庭も!
おとぎの国の上野ファームへ

writer : MAYO

旭川市東部の田園にある上野ファームは英国式の庭づくりをベースに、北海道の風土を活かして家族でつくり上げてきた約4,000坪のガーデン。鮮やかに彩る草花が、そよそよと風に揺れる情景にも心が洗われます。
上野ファーム入口
2001年のオープン後、口コミで評判が広がり、いまでは北海道を代表する観光スポットのひとつに。2016年4月には「ノームの庭」と「ノームの散歩道」がグランドオープン。小高い射的山までぐるっと一周できるようになりました。
ノームの庭

「ノームの庭」でメルヘンにひたろう

旭川中心部から車で約30分のところにある上野ファームは、大雪高原〜富良野〜十勝を結ぶ約250㎞の北海道ガーデン街道にある北海道を代表する八つのガーデンのひとつ。倉本聰脚本のTVドラマ「風のガーデン」でメインの庭のデザインを手がけたのが上野砂由紀さんで、上野ファーム自体も舞台のひとつとして登場しました。
上野砂由紀さん
本場で学んだイングリッシュガーデンをベースに、北海道に合ったココでしか表現できない庭づくりを続ける上野さん。とんがり帽子の小屋が愛らしい「ノームの庭」は構想3年で完成しました。
小さなかわいい小屋
様々な花
「ノームの庭」には物語も添えられています。真夜中にこっそり出てきて庭仕事を手伝うという庭に住む妖精、ガーデンノーム。昼間はお昼寝中? それとも、見に来た人たちの様子を草花の陰から楽しげにのぞいているの? 空想が楽しく広がるメルヘンいっぱいの庭園です。
一面を覆う花々

庭づくりの原点、石畳が残る「マザーズガーデン」

1989年に、上野さんのお母さんが田んぼのあぜ道や農道にルピナスやカモミールを植え、さらに農場に来る人たちに楽しんでもらおうと一本の石畳の小道を造って花を植えたことからはじまった庭づくり。
マザーズガーデン
石畳が残る「マザーズガーデン」は、いまもお母さんが丹精込めて庭づくりを続ける「母の庭」であり、原点となった「母なる庭」でもあります。
石畳の道
小さなかわいい花
さらに、「マザーズガーデン」の近くには小さな丸い池がある「木の声が聞こえる庭」も。木立に抱かれるような庭のベンチに腰かけて、しばしファームの世界観にふれてみましょう。
木の声が聞こえる庭

動物たちとの愉快な遭遇も!

「マザーズガーデン」や「ノームの庭」など10のゾーンを一周すると大体1時間半。パンフレットにある「おすすめコース」に沿うもよし、気ままに花散歩をするもよし。クールダウンするなら「白樺の小道」が気持ちよく、おすすめです。
白樺の小道
散歩の終わりには、ガーデンショップやカフェに行ってみましょう。途中で遭遇するのは愉快な動物たち。ニワトリが元気いっぱいにコケコッコー!と鳴けば、ガチョウやカモがクワックワ!
お散歩中の鳥たち
ガーデンショップや西口受付がある元のレンガ牛舎や、カフェに改装された1950年築造の納屋など、農場イメージ100%のシチュエーションのなかで耳にする彼らの鳴き声は、田園の旅を盛り上げる最高の音響です。

さすが農家の見立て! 美味な季節野菜をランチにいただこう

納屋をリノベーションしたその名も「NAYA café(ナヤカフェ)」では、フードやドリンク、スイーツを楽しみましょう。ランチに人気の「季節野菜のファーマーズカレー」は、舌ざわりなめらかでスパイシーなキーマカレーと、素揚げ野菜の甘み・旨みが美味しく絡み合った逸品。
NAYAcafé
季節野菜のファーマーズカレー
甘み爽やかな「季節のフルーツティー」や、カフェ以外に西口受付前でも売っている江丹別(えたんべつ)の酪農家から仕入れたカウ&カーフのソフトクリームも人気です。
季節のフルーツティー
ガーデンも食べ物も動物たちも、どこまでも田園な上野ファーム。風に揺らぐ草花に癒され、美味しい野菜料理をいただいて。田園でのひとときをのんびりゆったり満喫しましょう。
上野ファーム

スマートポイント

  • 4月下旬〜10月中旬のガーデン公開期間中のみ、1日3本、路線バスが運行(道北バス666番)。旭川駅近くの商業施設フィール前「1条8丁目」バス停発・午前9時25分で、10時06分に到着。運賃600円。
  • JRなら運賃260円。旭川駅発・午前9時07分の上川行きで9時34分桜岡駅下車、徒歩15分。車道を右に行くと、すぐに田んぼ越しに小高い射的山が見えてきます。バスやJRは本数が少ないので事前確認を。
  • ガーデンめぐりが旅の目的なら、こんな割安チケットも。大雪森のガーデンとの共通チケットは1,300円、8施設中4施設を利用できる北海道ガーデン街道チケットは2,200円。

ライターのおすすめ

ガーデン公開中の土曜日・日曜日には、西口側に近隣農家のおばちゃんたちが集結。畑の野菜を持ち寄って、マルシェを開きます。並んだ野菜からも感じられる北海道の季節感。ぜひのぞいてみましょう。

MAYO

札幌生まれの札幌育ち。一時期、京都・東京で過ごす。北海道大好き、沖縄大好き、旅行大好き、キャベツ大好き。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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