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観光観光

2016.09.15

まばゆいイタリア宮殿の世界!
小樽・北一ヴェネツィア美術館

writer : マーヴェリック

小樽運河近くにある「北一 ヴェネツィア美術館」は、1988年に開館しました。美しいデザインの外壁には、イタリアから直接取り寄せた大理石をふんだんに使用しています。ヴェネツィアン・ガラス工芸、家具、調度品のコレクション数はなんと3,000点以上。質・量ともに日本一と言われています。
館内
館内では、季節ごとに入れ替わる華やかな企画展と、見ごたえのある常設展が同時開催されており、何度訪れても飽きることはありません。ビギナーから美術品コレクターまでどなたでも楽しめること間違いなし。
展示物
美しいイタリア大理石の建物と豪華な空間で神秘的な輝きを放つコレクションや宮殿の部屋を眺め、ひとときの貴族タイムを楽しみましょう。

イタリアが生んだ豪華絢爛な世界へ!

小樽市は、札幌市から電車で40分ほどの距離にある、歴史的建造物が立ち並ぶノスタルジックな港町です。美術館までのアクセスですが、JR南小樽駅から徒歩約10分。小樽運河からもほど近く、観光の合間に利用しやすいのもポイントです。
外観
北一ヴェネツィア美術館は、イタリア北部に位置する「水の都」ヴェネツィア(ヴェニス)の「グラッシィ宮殿」をモデルに、貴族文化を紹介する美術館として開館しました。
王宮を再現した部屋
数々の貴重品
2~3階の各展示室は、ヴェネツィアの文化的な成熟期と言われている18世紀頃の宮殿の部屋をリアルに再現していて、貴族の優雅な生活様式を四季ごとに表現。同時に、世界に数点しかない貴重品も含め、さまざまなヴェネツィアン・ガラスの作品を展示しています。

美しさの宝庫! ヴェネツィアン・ガラスと貴族の暮らし

それでは美術館内を実際に歩いてみましょう。2階・3階には実際の宮殿内を模した展示室が各種あります。2階には応接間・居間・寝室。3階には書斎・食堂・別荘があり、イタリアの貴族生活が垣間見れます。その他、貴重なコレクションも2階・3階・5階に展示されています。
寝室
バロック様式の家具と1700年代のアンティークである天井シャンデリアが美しい寝室(2階)。
シャンデリア
平面鏡発祥の地でもあるヴェネツィア。1600年代から現代までの鏡を展示している鏡の間(2階)。
ガラスモザイクを展示
イタリアの工房が制作したゴッホの絵画をガラスモザイクにした作品(5階)。

北一ヴェネツィア美術館では18世紀頃の宮殿の様子を再現していて、館内には世界的にも貴重な工芸品、家具・調度品が多く、見ごたえタップリで満足感があります。ヴェネツィアン・ガラスの誕生は、いまから約1000年前。その時代の空気が感じられる貴重な空間となっています。

小樽の海が一望! 優雅なカフェグルメも満喫できます!

最上階である5階には「カフェ・ヴェネツィアーノ」があります。イタリアにちなんだメニューや、挽きたてのコーヒーなどが楽しめます。
カフェ・ヴェネツィアーノ

提供写真:北一 ヴェネツィア美術館

カフェで人気のメニューがこちら、チョコラータ&ビスコッティセットです。
チョコラータとは、チョコレートを溶かしてつくる飲み物で、中世ヴェネツィア貴族の間で大流行していたそうです。
ビスコッティ
ビスコッティは、15世紀頃からあるイタリアの固焼きビスケットのことです。どちらもどこか懐かしい素朴な味わいで、中世イタリアの気分を楽しめます。また屋外にはテラス席があり、ここからは小樽の海や山が見渡せ、景色を楽しみながらティータイムを過ごせます(期間限定・4月下旬~10月頃まで)。このエリアの隠れた絶景スポットでもあります。
テラス席

衣装体験で記念撮影! 誰もが貴族気分に!

2階には展示室以外にも、ヴェネツィアン・ドレス(18世紀スタイルの貴族衣装 2,500円~)とヴェネツィア・カーニバル(お祭りをイメージしたカラフルな衣装 1,000円~)という、イタリアにちなんだ衣装を着て記念撮影をすることができる衣装文化体験コーナーもあります。
イタリアの衣装で記念撮影

提供写真:北一 ヴェネツィア美術館

老若男女、国籍問わず体験に来るそうで「良い思い出になった」「冒険してみてよかった」という喜びの声が、記念アルバムにたくさん載っています。
記念アルバム

ミュージアムショップも必見!

1階のミュージアムショップ(入場無料)では、この美術館ならではの美しいヴェネツィアングッズがずらり。宮殿や貴族世界の余韻に浸るのにふさわしいスポットです。
ミュージアムショップ

提供写真:北一 ヴェネツィア美術館

様々な商品
こちらのショップでいま大人気なのが「硝子(ガラス)ペン」。美しい色と形に思わず見とれてしまいます。来館記念や大切な方へのお土産にピッタリです。
硝子(ガラス)ペン
スタッフの谷口さんによると、北一ヴェネツィア美術館に展示されている作品を創っている作家の方々が、イタリアから訪問されることがよくあるそうです。そして館内を見たのち驚きの顔でこう言うそうです。
「本場イタリアでも見れないような貴重なコレクションがここにはたくさんある」。
この言葉が物語るように、一度は見ておきたい本物のヴェネツィア工芸の数々を実際に間近で見ることができます。小樽観光の際に、ちょっとだけ足を伸ばしてみませんか。

スマートポイント

  • 北一硝子各店に設置してあるリーフレットには入館料100円割引チケットが貼ってありますので、利用しましょう。
  • 館内案内(ギャラリーツアー)を1名からでも無料でしてくれます(要事前予約)。
  • 衣装体験をした方は、5階カフェで使用できるドリンク半額券がもらえます。

ライターのおすすめ

美術館を堪能したあとは、隣にある「イタリアンモダンアートガラス ヴェニーニ」をのぞいてみましょう。現代的で個性的なヴェネツィアン・ガラスのアートを無料で楽しむ事ができます。

マーヴェリック

映画会社出身。現在は、クリエイター法人経営者兼"カメライター"。
観光・グルメ系雑誌で多数の取材・撮影実績がある観光特産士でもある。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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