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アクティビティアクティビティ

2017.07.25

小樽の街並みを船で満喫!
ワクワクの小樽運河クルーズ

writer : 石田 美恵

いつもたくさんの観光客でにぎわう、小樽運河とその周辺。そのなかで、ひときわ目立っているのが「小樽運河クルーズ」の船です。JR小樽駅からまっすぐ海に向かうと着く、中央橋のたもとから出発し、南の浅草橋〜小樽港〜北運河のコースを約40分で巡る小さな船旅。
小樽クルーズの船
船を運転するキャプテンのガイドを聞きつつ、運河の上から歴史的建造物や街並みを眺めると、陸上とはひと味違うワクワクがいっぱいです。
船を運転するキャプテンのガイド付き
小樽観光は初めて、という方はもちろん、何度も観光している方も、きっと新しい発見がありますよ。

運行は30分おき、当日チケット購入OKです

2012年春にスタートし、またたく間に小樽の人気定番アクティビティとなった小樽運河クルーズ。チケット売り場と船の乗り場は、JR小樽駅からまっすぐ、徒歩約10分とアクセスのよい運河の中央橋にあり、青いテントが目印です。
チケット販売所
青いテントが目印
出発の15分前までに、チケットを購入します。チケットは事前に予約してもいいのですが、当日購入も大丈夫。
また、クルーズは午前9時から午後9時まで、約30分おきに運航しているのでとっても便利。「乗れなかった!」と思っても、すぐ次があるので安心です(季節や天候によって変わることがあります。詳しくは公式サイトでご確認ください)。
歴史ある街並みに溶け込むようにデザインの船
ここで活躍している船は現在5隻、歴史ある街並みに溶け込むようにデザインされています。また、小さなエンジンで音が小さく、環境に配慮したバイオディーゼルを使用。運河クルーズを快適にする工夫が、ギュッとつまっているんですね。
環境に配慮したバイオディーゼル使用

歴史的建造物を船の上からじっくり見学

お客さんが乗り込んだら、キャプテンのあいさつとともにいよいよ出発です。写真のキャプテンは、元気いっぱいの若手ホープ、山本翔太さん。運河の歴史や街並みのことから、おすすめのグルメスポットまで、楽しい解説をしてくれます。
若手のホープ山本翔太キャプテン
船に乗ってまず驚くのは、運河沿いに並ぶ倉庫群など、歴史的建造物が目の前にどーんと迫ってくること。小樽ビールのレストランがある石造りの倉庫や、結婚式場などが入っている倉庫など、船の上からじっくり鑑賞しましょう。
目の前に歴史的建造物が迫ってくる
石造りの倉庫
しかも、船がほどよい速度で進むので、目の前を流れてゆく街並みが何ともロマンチック!
とてもロマンティックな街並み
目線が水面に近く、低くなるせいか、運河の風景全体も違って見えます。絵になるスポットが次々と現れるので、みんな写真撮影に大忙し。

運河クルーズで、小樽のひと味違う景色を満喫!

運行コースは、まず南側の浅草橋まで行ってUターン、それから一度運河を出て、港をぐるりと一周します。その後、北運河から再び中央橋へ。「北運河」とは運河の北側のことで、両脇に工場や倉庫が建ち並び、昔ながらの風景が広がっています。
昔ながらの風景が広がっている
北海製罐という製缶工場の倉庫は、大正時代にできたもの。テレビや映画のロケ地としても有名で、仮面ライダー2号の撮影も行われたんですって。
北海製罐という製缶工場の倉庫
途中で、別の便とすれ違うこともあります。
橋の下をくぐる瞬間
頑丈な橋げた
橋の下をくぐるのも、クルーズならではの体験。日が当たらないので、夏もヒンヤリいい気持ち〜。
日没後のナイトクルーズ
雪景色も格別

提供写真:小樽運河クルーズ

日中だけでなく、日没後の「ナイトクルーズ」も評判です。ガス灯に照らされた運河は別世界の美しさ。また、運航は通年なので、季節ごとに違う景色が楽しめます。雪の運河もしっとり味わいがありますよ。船から見て気になったスポットがあれば、下船後にゆっくり歩いて訪ねてみるのもオススメです。小樽観光の定番メニューに、運河クルーズを加えてみてはいかがでしょう。

スマートポイント

  • 比較的空いている時間は、朝一番の午前9時の便と、日没より少し前の便。とくに夏の夕暮れどきは涼しくて快適、オススメです。
  • クルーズは季節を通して運航していて、冬の雪景色も素敵なので、機会があればぜひどうぞ。冬は船にホロと座席ヒーターがつくので、寒さは心配ありません。
  • 乗船中は写真撮影に夢中になってしまいがちですが、海風を受けてのんびり過ごすと気分爽快。下船後は、運河沿いの小樽倉庫No.1でビールを飲みながら、クルージングする船を眺めるのもいいですね。

ライターのおすすめ

これまで何度も見てきた運河ですが、船に乗って見ると印象がずいぶん違います。海とつながる重要な交通路として、活躍してきたんだなあと改めて実感。いろいろな発見を楽しんでみてください。

石田 美恵

札幌出身。料理本編集者として東京の出版社に勤めたのち札幌にUターン。海藻と羊肉、鮭、お寿司が好きです。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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