札幌市内中心部より約50分、大自然広がる広大な公園
滝野スノーワールドがあるのは、札幌の中心部より南に約20km。車、公共交通機関、どちらの利用でも約50分ほどでアクセス可能。中心部を離れ、雪深い道を行くので冬道運転に自身のない方は公共交通機関を利用するのがベター。
中心部から地下鉄に乗り、真駒内駅まで移動。「中央バス 滝野線(真106)」に乗り継ぎ、美しい雪景色を眺めながらバスに揺られて行きます。
滝野すずらん丘陵公園のエリアは、先に説明した通り、とてつもなく広い。降車するバス停も「渓流口」「中央口」「東口」の3つあります。事前に遊ぶ内容を調べて、どこで降車するのがベストか確認しておきましょう。
困ったら総合案内所の「カントリーハウス」がある「東口」で降車すると間違いありません。各種レンタル窓口、食事処などもあり、雪遊びのベースとなる場所です。
さあ、思う存分雪遊び! 冬の自然体験のはじまりです!
感動! しかも無料! スノーシューで森の中へ
雪に触れ、景色を楽しむならスノーシューが一番! 五感をフルに研ぎ澄ませて散策しましょう。レンタル料はなんと無料!
気軽に体験したいなら景色の美しい「アカゲラコース」か、アシリベツの滝へ向かい、厳冬期には凍った滝「氷瀑」が見られる「※カワガラスコース」がオススメ。どちらも全長2km、時間にすると約1時間ほどの散策です。
※2015〜2016シーズンは閉鎖中。
写真提供:国営滝野すずらん丘陵公園
より本格的に散策するのなら「滝野の森ゾーン」がオススメ。自然そのもののエリア内を自由に散策するので、エゾリスやキタキツネに出会えるチャンスもある”とっておき”の場所なのです。入り口は滝野の森口。バス停はないので東口より歩行路を40分ほど歩いて入り口まで向かいます。
晴れた日には突きぬけるような青空と、キラキラ輝く白い雪原のコントラストが目に飛び込んできます。雪の降る日には静寂に包まれ、耳を傾けると雪の降る音が聞こえてきそう。目に見える風景、森の音、冬の匂い。北海道の冬を実感するには最高のアクティビティなのです!
リーズナブルにレンタル! 歩くスキーで自然散策
歩いたり、滑ったり、気持ちの良い汗をかきながらハイキング気分で楽しめる歩くスキー。スノーシューよりもスイスイと進んでいきます。
滝野スノーワールドでは、のんびり景色を楽しみながら歩ける緩やかなショートコースから起伏の多い本格的な約16kmのコースまで、全6種のコースバリエーション。ギアのレンタルは840円で1日中利用可能。はじめての方でも気軽にトライできるのでオススメです。 滝野のコースは本格的な競技者も滑りに来るほど整備も整っていて良いコースなんですよ。
レンタルできる歩くスキーの板は、初心者でも使いやすいもの。滑走面の中央部分にはうろこ状のギザギザがついています。雪面を滑るときには影響しませんが、歩行の際や坂を登るときには、このギザギザが雪にかむことで歩きやすくなっているのです。
チューブそりのコースは国内最大級!
もう1つ、冬の滝野に来てはずせない遊びといえば「チューブそり」。驚くなかれ、チューブそりのレンタルも、なんと無料なのです。
提供写真:国営滝野すずらん丘陵公園
200mを一気に滑り降りるスピード感と迫力は、子どもはもちろん大人も夢中に! 一度経験したら確実にハマります。しかも滑り降りたあとは疲れ知らず。「ロープトウ」という簡易リフトでチューブに乗ったまま坂の上まで運んでくれるので、歩いて登らなくて良いのです!
ほかにも園内には、スキーやスノーボード初心者の練習や、子どもとスキーを楽しむにはピッタリの小さなゲレンデがあります。スキーレンタルは2,960円、ファミリーゲレンデリフト券(平日1日券)大人1,080円、中学生以下810円。時期によって料金が異なるので、利用する際は事前に確認しましょう。
川遊びも山遊びもキャンプも 夏もオススメ!
提供写真:国営滝野すずらん丘陵公園
雪が溶け冬の営業が終わると、グリーンシーズンのはじまりです。広大な公園内では、川遊び、バーベキュー、自然散策、バリエーション豊かなアスレチック、色とりどりに咲く花々などなど、遊び方、楽しみ方は無限大。
提供写真:国営滝野すずらん丘陵公園
夏も冬もすべて共通しているのは「自然で遊ぶ」ということ。子どもは自然から学び笑顔あふれ、大人は童心に返って楽しむことで新たな学びと癒しを得る。いつ訪れても、どの年代でも間違いなく楽しめる「滝野すずらん丘陵公園」で、一度遊んでみてはいかがでしょうか? きっと自然遊びのとりこになるはずですよ。
※こちらは、公開日が2016年3月11日の記事となります。更新日は、ページ上部にてご確認いただけます。