ランプの美しさにウットリ
小樽市の観光の中心である堺町を歩くとさまざまな店舗が立ち並んでいます。そんな中ひときわ目立つ石蔵倉庫の「三号館」の中にあるカフェが「北一ホール」です。
倉庫内はランプのあたたかな灯りが独特の雰囲気を漂わせています。かつてこの石蔵倉庫ではニシンをはじめとした魚の加工品などが納められていたそうで、床には昔海まで繋がっていたレールがあり、当時の名残りが感じられます。
店内に入ると思わず見とれてしまう程の美しさ。店内の照明には電気などは使用せず、すべて石油ランプのみ。施設内の照明が「ランプだけ」というのは全国的に見てもとても珍しいのだとか。ゆらゆらと輝くランプの灯りはどうしてこんなに落ち着かせてくれるのでしょうか。
巨大シュークリームにびっくり!
メニューは上の写真のとおり、ケーキなどのデザートメニューが充実しています。その中でもひときわ目を引くメニューが「びっくりシュークリーム(820円)」。ドリンクセット(1,120円)か、2ドリンクセット(1,420円)にするとお得です。
実際に見てみるとメニュー通りびっくりする大きさ!シュー生地は外側がザクッとしていて中にはカスタードクリームがたっぷり入っています。もし食べきれなくてもご安心を。保冷剤を付けたテイクアウトボックスを用意してくれます。
デザートメニューの他にもお食事メニューも充実しています。その中でも「ミニ丼3点セット(1,180円)」は「いか・かに・いくら」の食べ比べができる人気メニューです。小樽の地ビールをいただくのも良いですね。
※写真、価格は2015年の取材当時のものとなります。
また、びっくりシュークリームは現在販売中止のようです。
8時45分の開店時に注目
店内にロマンチックに灯る167個のランプは全て人の手によって灯されます。8時45分の開店と同時に行われる点灯作業は誰でもご覧になることが出来るのです!
1つ、また1つと火を灯して行き、最後にシャンデリアに火が灯ると天井高くゆっくりと上がっていきます。
そして作業用の照明が消え、ランプのみの灯りに。
点灯作業は15分程で終了。どこか神聖な雰囲気もありながら手際良く行われていました。ちなみにこちらの灯油ランプはすぐ隣の店内にて販売もしているので来店した機会にいかがでしょうか。
店内で見たものは7,000円程度。お土産用にはもちろん、ご自宅用にも人気なんだとか。お部屋にひとつあると雰囲気が変わりますね。
※開店時間は2015年の取材当時のものとなります。
最新の営業時間については公式ウェブサイトよりご確認ください。
北一硝子ウェブサイト
カフェの後はショッピングを楽しもう!
北一ホールにてランプの灯りに包まれる贅沢な時間をすごした後は、同じ倉庫内にある硝子ショップでショッピングがオススメ。店内は「洋のフロア」「和のフロア」「カントリーフロア」と分かれており、デザインや商品の特色がそれぞれのフロアで違います。
グラスでは底面が丸くなっていてテーブルに置くとゆらゆらと揺れる「ゆらゆらグラス」やデザインの種類が豊富な「切子グラス」が人気。グラス以外にもたくさんのガラス製品があり、お気に入りの商品がきっと見つかるはずです。
北一硝子 三号館 北一ホールへのアクセス
レンタカーでアクセスする場合は、特約駐車場があり、2,000円以上のお買い物で2時間無料です。
電車の場合はJR「南小樽駅」で下車すると徒歩約10分で北一硝子 三号館 北一ホールに到着します。
JR「小樽駅」からも徒歩約20分ですので、利用する列車によっては小樽駅で下車して歩いたほうが早い場合もあります。
北一硝子は、小樽運河をはじめとする小樽市の観光スポットへも徒歩で移動可能。ぜひ周辺も散策してくださいね。