オーシャンビューと夕陽が素敵
ハートフルな椿サロン夕焼け店

スタイリッシュな空間から見る海の大パノラマ！

新千歳空港から日高自動車道を経由し、終点の日高門別ICから国道235号線を襟裳（えりも）町方面へ。新冠町大狩部（おおかりべ）の海側にある椿サロン夕焼け店は、さえぎるもののない大空と海を背景に、白壁と白いバルコニーが眩しいお洒落なカフェ。



キューブ型の引手が特徴的な木製のドアを開けると、太平洋を一望できる大きな窓が目に飛び込んできます。日の光りが燦々と降りそそぐ１階には、座り心地のいいテーブル席が三つ。天井まで吹き抜けになった２階のフロアは、見晴らしのいいオーシャンビューのカウンター席と、テーブル席がひとつ。椅子に座った瞬間、目の前に広がる大海原の絶景に感激しますよ！

椿サロン夕焼け店は、札幌のデザイン事務所アトリエテンマの長谷川演氏がプロデュースしたカフェ。洗練された建物はもちろん、置かれた家具の細部まで、スタイリッシュなこだわりがキラリと光る居心地のいい空間です。

日高のおいしい食材にこだわったフードメニュー

ランチセットは数十種類のスパイスで仕上げたチキンカレーや夕焼けナポリタン、日替りで具材が変わる「本日のサンドイッチプレート」（サラダ付き1,000円）などがあります。

写真は浦河町の名店「マイクソーセージ」から取り寄せたショルダーベーコンと、地元で採れたフレッシュトマトのサンドイッチ。薄切りされたベーコンと、パンや野菜と相性ベストマッチの逸品です。ひと口食べるとわかるベーコンの深い旨みは大人の味！パンの焼き加減もよく、サラダも付いてボリュームたっぷりです♪フードに300円プラスすると、コーヒーや紅茶などのドリンクがセットになってお得です。



デザートは自家製コーヒーゼリーとわらび餅のぜんざい（850円）などが定番ですが、季節によって変わります。ケーキセットは店内の黒板から選んで。セットにすると、ドリンクが100円引きになりますよ。

おいしいコーヒーを味わいながら照明のない店で夕陽を待つ

椿の花をモチーフにしたカップに、札幌の本店で自家焙煎した豆をネルドリップで淹れた「ゆうやけブレンド」（550円）。香りと甘みが深く、マイルドな口当たり。「あぁ…いい豆を使っているな」とすぐにわかるクオリティの高さは、珈琲豆専門店だからこそとうなずけます。さらに深みのあるコクを味わいたい人は「クラシックブレンド」（550円）がオススメです。珈琲豆は、店内でも買うことができるので、お土産にしてもいいですね！


「夕焼け店」という名の通り、ここから見る夕焼けは最高にロマンティック。ゆっくりと日が傾き、夏は北西、冬は窓の正面にあたる南西の水平線に日が沈み、心和むハートフルなひとときを楽しめます。閉店が「日没まで」とあるのは、店内に照明がないため。少しずつ暗くなる店内。沈む夕陽…。旅の終わりに、素敵な夕焼けを眺めに行きませんか？