パティスリーサロンドールの
スイーツで幸せ気分にひたろう

フランス菓子に魅せられたパティシエール

旭川駅のほど近くに店を構えるパティスリーサロンドール。
南仏を思わせる、白い壁の明るい店内には、ピカピカのケーキが並び、ほんのり甘い香りが漂います。

オーナーである金美華さんが、パティシエールとしての道を歩みはじめたのは、大学３年のとき、フランス菓子との出合いがきっかけでした。東京でその年開校したル・コルドン・ブルーの教室で、本場の味を体験した金さん。

「こんなにおいしいお菓子があるんだ！　と、カルチャーショックを受けましたね」と、当時を振り返ります。奥深い仏菓子の世界に魅了され、卒業後は本場パリへ。帰国後もさらに腕を磨き、菓子作りの道を着実に歩んできました。

地元旭川に戻り約15年、お菓子教室を開催していた金さんですが、もっと多くの人とお菓子のおいしさを分かち合いたいと、2007年、自身の店を構えたのです。

基本を守って作るスイーツで、おいしい幸せを分け合う

季節のフルーツを盛り込んだタルトや、定番のシュークリーム、モンブランなどの生菓子のほか、木の実の入った焼き菓子など、店頭には常時30種類近くの商品が並び、眺めているだけでも思わず笑顔がこぼれます。
（写真上は「イチヂクとチョコレートのさくさくタルト」410円）

「とにかく基本に忠実に」がパティスリーサロンドールの菓子作りのベース。特別な材料を集めるのではなく、手間暇を惜しまないことで、味や舌触り、歯応えなど、どれをとっても、品があって上質なお菓子を作り上げます。
一口食べれば、ほっぺも落ちる幸福な甘さを、きっと体験できるはずですよ。

香り高い紅茶と洋菓子でのんびりティータイムを

カフェスペースは、木製のテーブルが並び、温かな雰囲気。ここで、店頭に並ぶお菓子を、のんびり味わうことも可能です。

おいしい洋菓子は、質の高い飲み物と合わせて優雅に楽しみたいですよね。サロンドールがとくにこだわるのは紅茶です。

オーストラリアのH＆H（ハース＆ハース）とフランス・テオドールの茶葉を用意しています。厳選された最高級の紅茶は、カップに注ぐとふわりとやさしい香りが漂います。３～４種類の中から、好みや気分に合わせて選べるのもうれしいですね。

写真のケーキは、２月～６月ごろまで店頭にならぶ季節の商品で「春のケーキ（単品410円）」。パッションの酸味とイチゴの甘さが絶妙にマッチし、春を思わせる爽やかな味です。紅茶などのドリンクと生菓子をセットにした、ケーキセットは1,000円。焼き菓子のおまけ付きです。

旭川への愛がいっぱい。スイーツで街を盛り上げる

「旭川のまちが大好き」と満面の笑みで話してくれる金さん。店を構える旭川駅前を、なんとか盛り上げたいというアツい気持ちを持っています。
2009年ごろからは、地元産のリンゴを使ったアップルパイなども秋の定番として作るようになりました。酸味と甘みのバランスがとれた質の良い旭川のリンゴ。その存在が市民にもまだ、あまり知られていないため、このアップルパイが、ＰＲに一役かっています。

サロンドールのスイーツは、フランスなどで学んだ技術を駆使した質の高い味ながら、普段着で楽しめる、親しみやすさがあるところも魅力です。毎日でも食べたい、上質でやさしい味にひかれて、地元の人はもちろん、東京など北海道外からわざわざ足を運ぶファンも少なくありません。

食べた人の心に寄り添い、ハッピーな気分にさせてくれる味わい豊かなお菓子たち。甘くておいしい幸せを、あなたも体験してみませんか？