絶品ピザに豪華トイレでひと息
道の駅フォーレスト276大滝

洞爺湖有珠山ジオパークのシンボルメニュー！

洞爺湖温泉やニセコへのドライブルート、国道276号線沿いにある「道の駅フォーレスト276大滝」は新千歳空港から１時間ほど、。山々に囲まれた伊達市の大滝地区は、日本で初めてユネスコ世界ジオパークに認定された「洞爺湖有珠山ジオパーク」のエリアとしても有名で、名勝の三階滝や、北湯沢温泉郷なども見どころのジオサイトに指定されています。


そのジオパークの名前を冠するシンボルのひとつ、噴火を繰り返してきた有珠山の溶岩石を使った石窯で焼いているのが、名物ジオパークピザ。「物珍しさで食べる人がいるんじゃない？」という人は、あなどるなかれ！　生地からピザソースまで自家製のナポリ風本格ピザは、ドライブのお目当てにするリピーターも多い人気ぶりです。

溶岩のプレートで焼くからカリッ！　モチッ！

レストランメニューは、ラーメンやそば、うどん、丼ものなどもあって、こちらは先に券売機でチケットを購入するシステム。ジオパークピザは直接レジカウンターで注文しましょう。

モッツアレラのマルゲリータ（980円）、モッツアレラとゴーダ２種のチーズを使ったマルゲリータ（1,100円）、さらにラクレットを加えた３種のチーズを使ったマルゲリータ（1,200円）と、チーズを何種類使うかによって、三つのピザがあります。


ここでは２種のチーズを使ったピザを注文。先に丸めておいた生地は、道産小麦のオリジナルブレンドのピザ粉を使っています。ピザソースもトマトをたっぷり使った自家製で、チーズも見るからに美味しそうな北海道産。

トッピングしたピザ生地を薪を炊いた石窯に入れると、ジューッと生地が膨らみ、チーズがグツグツと溶ける様子が見えます！

ピザの下に敷いてあるのが、有珠山の溶岩を100％使って製造されたプレート。遠赤外線効果で生地の外側はカリッと、なかはモチッと焼けるのです。

こだわりのピザはシンプルだからこそ美味しい！

ログハウスの木に包まれた開放的な空間で、焼きたてアツアツのピザを「いただきます！」。天気の良い日は、外のテラスで食べるのも気持ちがいいですよ。


プクッと膨らんだ、端のほうがカリッとして香ばしい！　それぞれの個性が楽しいとろーりチーズと、トマト感たっぷり、ジューシーな自家製ピザソースとの相性も抜群。ひとりで一枚は軽く食べられます。シンプルで贅沢なこの本格ピザ、100円プラスでテイクアウトもできるので二枚目は車のなかでいかが？

春の季節に採取できる、地元の白樺樹液を使った「白樺樹液ぱん」も、フワッとした食感とやさしい甘さが評判を呼んでいます。いろんな種類を選べるのもいいですね。

豪華トイレは利用の価値あり！　自動演奏ピアノも

道の駅フォーレスト276大滝のもうひとつの名物が、通称「１億円ピアノ」と呼ばれる自動演奏のグランドピアノ。２階トイレ前にあり、誰かを待っている間にも、その音色に聴きほれてしまうかもしれません。

ゴージャスなトイレスペースは、ある北海道内のアンケートでも道の駅１位に輝いたほど。女性用のトイレには、パウダールームやテーブルもあって、ラグジュアリーなホテルのようです。旅の間に気分もリフレッシュ！　赤ちゃん用のスペースもありますよ。



同じ２階には木彫り工房もあります。可愛らしいフクロウやクマなどの彫刻をお土産に買うのもいいですね。道の駅フォーレスト276大滝には洞爺湖有珠山ジオパークの情報展示や観光パンフレットなどもあるので、ここからジオサイトを回ってダイナミックな自然の動きを感じてみるのもおすすめです！