黄金色のスープの旨みに感服！
函館塩ラーメンのしなの

美しき黄金色のスープは旨みたっぷり！

函館の地元グルメは数あれど、ぜひとも押さえておきたいのは、やっぱり塩ラーメンですよね。クセのないすっきりとした味わいは、北海道三大ラーメンの一つにも数えられています。はこだて塩らーめん　しなのは、そんな王道の味をまっすぐに追求しているお店です。

JR函館駅の目の前、目抜き通りの一角にかかる真っ赤なのれんは、どこか素朴で、実直な店の姿勢を表しているかのよう。

看板メニューは、はこだて塩らーめん（700円）。最大の特徴は、このクリアな黄金色のスープです！　鶏がらと豚骨を約５時間、濁りがでないように丁寧に煮込んで作りあげていて、あっさりとしたなかにも、深いコクと旨みが感じられます。特製のオニオンラードが、香りとほのかな甘みを加えているうえに、油膜で蓋をしてくれるので最後までアツアツを楽しめるのもうれしいですね。

麺とシンプルな具がスープの美味しさを引き立てる

心がほっと休まるようなやさしいスープの旨みを、さらに豊かにしてくれるのが、こだわりの麺と、シンプルながらしっかり手間ひまかけたトッピングです。
使う麺は、つるりとのど越しのよい特注のストレート麺。細めの麺を短時間で、やや硬めに茹で上げています。この特製麺は、スープを吸いやすく加工されているので、スープの旨みと一体になるのが特徴なのです。


太くてごりっとしたメンマは自家製。程よい味付けと、しっかりした歯応えが味のアクセントになっていて、噛むほどにじんわり美味しさが口のなかに広がります。
さらに、チャーシューも絶品！　豚バラ肉を醤油ベースのたれで３時間ほどコトコトと煮込んで手作りしていて、口のなかでほろりと崩れる軟らかさがたまりません‼

脂身のまろやかな甘さと肉の旨みとがＷで口の中を幸せにしてくれますよ。一つ一つの完成度が高いうえに、全体のバランスもよく、最後まで一気に食べられてしまう美味しさは、まさに感動的なのです！

あなどれなし！　サイドメニューにも注目しよう

おいしいのはラーメンだけじゃないから、塩ラーメンだけで満足していちゃもったいない！　充実しているサイドメニューも含め、すべての料理がしっかりと手間ひまをかけて作られています。

おすすめはギョーザ（６個400円）。皮から特注しているというこのギョーザは、焼いた表面がパリっとしていて、皮はモチモチ。

なかには肉の旨みたっぷりの具が詰まっていて、食べるとじゅわーっと口のなかに美味しさがひろがります。２個３個とついつい食べ進んでしまう、クセになる味なのです！　
ほかにも、豚バラ丼はサイドメニューのなかでもリピート率の高い一品。薄くスライスした豚バラ肉を特製塩だれで味付けしていて、程よい塩味がアツアツご飯と相性抜群です。塩ラーメンと豚バラ丼、店の二大人気メニューがセットになった、お得な豚バラ丼セット（950円）で、おいしさいっぱい、お腹も大満足！　バラエティー豊かなメニューで選ぶのも楽しいですよ。

午前０時まで営業。締めの一杯にもぴったり

やさしい味わいで、あっさりとした後味の塩ラーメンは、お酒の締めとしても最適。午前０時まで営業しているので、お酒を楽しんだ後に立ち寄れるのがうれしいですね。

ちょっぴり飲み足りないなぁと思った時には、サイドメニューをおつまみに一杯もOK！　チャーシューやメンマをお伴に、北海道限定ビールのサッポロクラシックや焼酎、日本酒が楽しめますよ。

定番のはこだて塩らーめんだけじゃなく、地元の人に評判の高い蔵出しみそらーめん、コクのある味噌スープが自慢のみそらーめんほか、サイドメニューに至るまで完成度の高い味が楽しめる「しなの」。ランチにも、夜にも足を運んで、お店のよさをがっつり堪能してくださいね。

※こちらは、公開日が2017年10月29日の記事となります。更新日は、ページ上部にてご確認いただけます。