北海道にまだ「スープカレー」という言葉がなかった1993年、札幌に「マジックスパイス」というカレー店が生まれました。
看板メニューは、多種多様なスパイスとハーブに鶏肉の風味が溶け合った繊細なスープと、たっぷりの野菜。
ちょっと元気のない日でも、食べると元気がわいてくるようなパワーあふれる味わいです。カレー風味ではありますが、いままでのカレーとは、まったく違っています。
「ソトアヤム」というインドネシア料理をモデルにしたこのカレーは、店のオーナー下村泰山さんにより「スープカレー」と名付けられました。
以来、20年以上が過ぎ、スープカレーは札幌発信の食文化としてすっかり定着。現在は札幌を中心に数え切れないほどの専門店があります。
そのなかで、「元祖の店」としてだけでなく、現在もその味に魅せられて多くのファンが通うマジックスパイス。
名前の通り、魔法のような魅力いっぱいのお店です。