「元祖」と呼ばれている空弁が新千歳空港に!
「空弁」には、羽田空港にある「みち子がお届けする若狭の浜焼き鯖寿司」、中部国際空港にある「みそかつサンド」など地方の名産を打ち出した空弁がいくつもあります。そんななか、実は一部では「空弁の元祖」と呼ばれている商品が新千歳空港にあるのはご存じでしょうか。それが佐藤水産が1972年に発売開始したロングセラー空弁「石狩鮨」です。
鮭とズワイガニ(いくら入りバージョンもあり)たっぷりで、現在でも売上トップ争いをするほどの大人気空弁なんです。このように北海道の空弁は、石狩鮨に代表されるような海鮮系がやはり人気があります。
いよいよ発表! 注目の空弁第3位は「華鮨」!
それではいま注目の空弁を発表していきたいと思います。
第3位はこちら。「華鮨」(1,200円・佐藤水産)です。ずわい蟹、うに、鮭、そして真ん中に、いくらと海藻が道産米の酢飯の上に乗っています。彩り鮮やか、おしゃれで見た目も可愛らしい海鮮空弁です。
観光客に人気の海産物が一度に楽しめるのが嬉しいポイント。蟹、うに、鮭、いくらすべてが極上の素材となっていて、「どこを食べてもおいしい」というのがポイント。また、海藻が香ばしく、塩気が味のアクセントとなっていて、こちらも注目です。こだわり部分として挙げられるのが、和を意識した美しいパッケージ。女性に大人気とのことで、それも納得です。
※2021年9月現在、「華鮨」は販売終了しているようですが、カニやうになどの海鮮を贅沢に使ったおいしいお弁当が多数ラインナップされています。
注目の空弁第2位は「白老牛ロール」!
第2位はこちら。「白老牛ロール」(1,340円・金歳堂)です。札幌から車・JRで1時間ほど、支笏湖と室蘭の間に位置する太平洋沿岸の町「白老町」で飼育されている高級ブランド牛「白老牛(しらおいぎゅう)」を、ご飯で巻いた肉巻き寿司ロールです。食べやすいように切り分けられているのでお箸で気軽にいただけます。
白老牛は甘辛煮となっていて、そこに醤油漬けされた高菜と錦糸玉子も入って絶妙に混じり合い、和風で味わい深くなっています。巻き簾でパッケージされているのもユニークです。
注目の空弁第1位は「よくばり弁当」!
第1位はこちら。「よくばり弁当」(1,400円・金歳堂)です。こちらのこだわりポイントは、なんと言っても東胆振(ひがしいぶり)地方の特産食材をまるごとつめこんだ贅沢さ。
中身は、流通量がとても少ない希少なブランド牛である白老町産の白老牛・鵡川(むかわ)町産のししゃも・安平(あびら)町産のクリームチーズ・日本一の水揚げを誇り肉厚なのに柔らかいと評判の苫小牧のほっき・厚真(あつま)町の桜姫鶏おこわ。お米も地元の「おぼろづき」使用です。一度にこれほどの特産食材を食べられるのは嬉しい限り。こちらはとくに女性や外国人観光客においしいと人気だそうです。
※2021年9月現在、「よくばり弁当」は販売終了しているようですが、海鮮をお好みで選んで作ってもらえるお好み丼などの欲張りなお弁当が多数ラインナップされています。
ターミナルビル2階で空弁選びを存分に楽しもう!
新千歳空港のショップエリアは国内線ターミナルビル2階にあり、色々なお店で空弁を発売中なので、おいしいお弁当を選ぶのも旅行の楽しみですね。
「味の味覚 すず花」では約20種類もの海鮮具材から、お好きな具をセレクトして自分好みの海鮮丼にすることができおいしいと評判です。
「空弁道場 装苑 SOEN」では、冒頭にご紹介した30年のロングセラーである、佐藤水産の石狩鮨も購入できます。
そして、今回注目の最新空弁ベスト3をセレクトさせて頂いた「北の弁当工房 かな」では、ご紹介した他にもなんと120種類以上ものおいしい空弁が置かれています。
また、実演販売も名物となっていて、海鮮丼の具材をご飯の上に乗せていく作業は必見です。以上、新千歳空港の「空弁」を厳選してご紹介しました。新千歳空港ではおいしい北海道を楽しめます♪ ぜひ北海道らしい空弁グルメを空港で満喫してほしいと思います!
新千歳空港ターミナルはおいしいだけじゃない!
新千歳空港ターミナルでは、人気キャラクターのショップや体験施設、映画館や温泉などがあり、大人から子供まで満喫できる空港ターミナルです。
飛行機に乗るためだけに訪れるのではなく、北海道旅行のスケジュールに「新千歳空港観光」を加えてみてはいかがでしょうか!
※こちらは、公開日が2016年8月18日の記事となります。記事中の空弁については販売終了の物もあります。更新日は、ページ上部にてご確認いただけます。