* * menu
閉じる

季節特集季節特集

2020.01.28

赤れんが庁舎へ誘う光の街路樹
アカプライルミネーション

writer : タカハシアキコ

冬を迎えるころになると、札幌の中心部は幻想的なイルミネーションに彩られます。大通公園のファンタジックなホワイトイルミネーションは有名ですが、話題のカフェやグルメのお店が入ったビル街で、赤れんが庁舎を背景に輝くアカプライルミネーションもぜひ訪れてみたいもの。
アカプライルミネーション
札幌市北3条広場(アカプラ)では、毎年11月中旬から3月中旬までの間、北海道庁まで延びる街路樹が、音楽とともに色を変えるイルミネーションに彩られます。鮮やかな光をまとう木々の向こうに映える赤れんが庁舎は、撮影スポットとしてもぴったりですよ!

歴史的な広場で、街路樹が色とりどりに光り輝く

札幌駅から大通・すすきの地区をつなぐ、札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)を利用するのも便利。2番、または4番出口を上ればアカプラは目の前です。歴史を持つイチョウ並木が、広場の両わきで輝きながら迎えてくれます。
広場
木々のイルミネーション
1888(明治21)年建築の赤れんが庁舎は有名ですが、この北3条広場(アカプラ)にも貴重な歴史があります。1924(大正13)年に、札幌で初めて舗装道路として造られた土木遺産なのです。2014年には、道路として使われていたこの通りを広場としてオープン、敷地内には当時の木塊舗装を展示したスペースもあります。
ライトアップされたイチョウの木
樹齢百年以上になるイチョウの木は、現存する北海道最古の街路樹でもあり、まちのにぎわいを変わらずに見続けてきました。この木々が、イルミネーション期間中は3色のLEDライトで町の夜空を彩ります。サウンドアーティストの大黒淳一氏による音楽とともに、光の色が次々に変わっていくのも見どころ。

絶好の撮影スポット、灯りに彩られる赤れんが庁舎

夜の赤れんが庁舎も、日中とは変わった表情に。ネオバロック様式で造られたレンガの建物が、より荘厳な姿で照らし出されています。仕事を終えた道庁の職員たちが、後ろにある現在の本庁舎から駅に向かっていく。そんな札幌の日常と、明治・大正の歴史が交差するちょっと不思議な風景。
赤れんが庁舎
幻想的なイルミネーションの先にそびえる赤れんが庁舎は、絶好の撮影スポットとして観光客や地元の人にも大人気! 雪のなかにズボッと入っていってもOKです。赤れんが庁舎に近い正面のベストスポットを狙って、雪にはしゃぎながら撮る人たちも少なくありません。北海道の雪はドライなので思ったほど服はぬれませんが、あくまでも自己責任でどうぞ。
ライトアップされた木々と赤れんが庁舎
写真を取る人々

お気に入りの一杯を片手に。暖かな窓越しに眺める木々の輝き

イルミネーションに見とれて体が冷えてしまったら、すぐ隣の赤れんが テラスへどうぞ。グルメのお店がたくさんあるほか、無料で利用できる休憩スポットも充実しています。1階のベーカリー、coron(コロン)は札幌でも人気のお店で、お持ち帰りにおすすめ。
クリスマスツリー
3階のバルテラスは、北海道ふう鶏のから揚げ「ザンギ」が人気の中華料理店 布袋(ほてい)や、道産食材がたっぷりと入った北海道スープスタンドなど、6店舗から好きなメニューを注文できるフードコート。ドリンクだけでもOKです。
フローズンカクテル(480円)
あったかい店内で、北海道スープスタンドのフルーティーなフローズンカクテルを手に、窓際の席からイルミネーションを楽しんじゃいましょう! お腹が空いていたら、「道産牛と野菜のデミグラス赤ワイン煮」を、ふうふう言いながら食べるのもいいですね。2階には、無料で休憩できるアトリウムテラスもあります。こちらもイルミネーションが目の前に!
窓際の席

次はどこ行く? 札幌駅へも、大通公園にもアクセス便利

アカプライルミネーションが催される札幌市北3条広場からは、ホワイトイルミネーションの大通公園も徒歩圏内です。また、赤れんが庁舎と反対側の駅前通から札幌駅の間も、街路樹のイルミネーションが続いています。寒さを避けて地下歩行空間を歩くのもいいけれど、北海道らしい、きりっとした空気を感じながら外を歩くのも良い旅の思い出に。どうぞ、素敵な札幌の夜を過ごしてくださいね。
青いイルミネーション

※こちらは、公開日が2017年2月15日の記事となります。更新日は、ページ上部にてご確認いただけます。

スマートポイント

  • アカプラでは、毎年さっぽろ雪まつりの期間に合わせてアーティストとコラボした「さっぽろユキテラス」が行われます。会場にはかまくらが登場、映像と光のアートは一見の価値あり!
  • イルミネーションとあわせて、赤れんが庁舎の見学もおすすめ。年末年始以外は、午前8時45分から午後6時まで入れます。午前9時~午後5時の間はボランティアガイドもいるので、案内してもらうのもいいですね。

ライターのおすすめ

アカプラ両隣のビルには人気カフェが集中。赤れんが テラスならブルックリンパーラー札幌に、函館発祥のPeche Grand(ペシェ・グラン)。日本生命札幌ビルならGODIVAのカフェで夜景を楽しんで!

タカハシアキコ

北海道移住歴20年。亜熱帯の血を持つ寒がりライター。お手ごろで魅力的なモノやスポットを発掘すべく歩き回っています。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

JALで行く!国内ツアーは格安旅行のJ-TRIP

  • Facebookロゴ
  • Twitterロゴ
  • LINEロゴ
  • Pinterestロゴ
  • リンクをコピーする
  • この記事をシェアする
  • Facebookロゴ
  • Twitterロゴ
  • LINEロゴ
  • Pinterestロゴ
  • リンクをコピーする

北海道観光モデルコース

記事検索

ツアー検索