札幌の湯の杜、定山渓温泉街の冬の風物詩となった雪灯路。約2,000個のスノーキャンドルの明かりが、幻想的に定山渓神社全体を温かく照らします。
温泉街のマスコットキャラクター「かっぽん」と一緒に記念撮影が楽しめたり、躍動的なダンスと鮮やかな炎が夜のステージに映えるファイアーダンスショーなど、変化に富んだ3時間。家族連れにも、カップルにもオススメしたいイベントです!
季節特集
2019.11.18
キャンドルライトがやさしく
煌めく定山渓温泉雪灯路
writer : であき。
日が暮れるとスノーキャンドルが灯されていく
中心街から車で約1時間。札幌駅に連結した札幌エスタ1階にある札幌駅バスターミナルの12番乗り場からは、定山渓直行便「かっぱライナー号」(じょうてつバス)も運行していて、アクセスしやすいところも観光客に人気の秘訣。
午後6時間の開始が迫ると、30分ほど前から、地元の人たちや、ホテルスタッフによって、一つひとつのスノーキャンドルが灯されていきます。定山渓神社の静けさと、ほのかな明かりがなんともロマンチック。一番乗りでムードあふれる一枚を収めてみてはいかが。自分だけの思い出あふれる一枚を収めるなら、この時間がおすすめです。
写真撮影のあとは「願いの灯り」(500円)を書いてみよう。パステルカラーの灯篭に浮かびあがる文字がかわいらしい。灯篭に願い事ができるのはこのときだけ。
キャンドルに照らされた会場は特別な空間に
白い雪に覆われた境内に広がる約2,000個の灯篭。一つひとつのキャンドルライトは風が吹くと一斉に揺らめきます。温泉街の自然に溶け込んだ、やさしく幻想的な夜景はこの会場ならではの眺めです。
会場は、親子連れや、カップル、海外からの観光客など、やわらかな光の世界を楽しむ人達のやさしい雰囲気で包まれます。
会場では、ときどき定山渓のマスコットキャラクター「かっぽん」の姿を見ることができます。かっぽんが現れると、神社の前は撮影の列で大賑わい。神社の中でみられるかっぽんの姿はなんともキュートです。
鮮烈なファイヤーダンスがクライマックスを飾る
イベントもいよいよ終盤。2017年には、定山渓温泉開湯150周年として、ファイヤーダンサー久遠(Kuon)による特別ステージショーが行われました。夜のステージにまぶしい炎と、迫力あるダンスで会場は大盛況でした。ステージイベントは毎年開催されているので、会場に行く前はイベント情報をチェックして。
「ぶらり手形」で日中からお得に温泉街周遊
冬こそ魅力いっぱいの定山渓。温泉街の絶景のなかを散策したり、定山渓の温泉街から車で約15分で行ける体験型動物園ノースサファリサッポロで、冬も元気な動物たちとふれあったり。日中から定山渓を満喫しよう。お得に巡るなら「ぶらり手形」(大人1,200円、子供600円)がおすすめ。
温泉街にある観光協会で購入できて、対象の入浴施設をはじめ、食事やお土産、体験施設で利用できます。
冬こそ魅力満点の定山渓! 温泉に、アクティビティに、灯篭が作り出すムード満点の光の世界を堪能してみて。
※こちらは、公開日が2017年4月6日の記事となります。更新日は、ページ上部にてご確認いただけます。
スマートポイント
- レンタカーが便利ですが、札幌駅前から大通を経由して定山渓へと向かう路線バスが数多く運行し、アクセスしやすくなっています。イベント期間中は、公共駐車場は混雑が予想されるので、日帰り観光にはバスがおすすめ。
- 2017年の「ぶらり手形」は、用意された1,000枚の手形が好評につき2月27日に完売。翌年以降も販売が予定されているので、ご利用の際は、事前にホームページでのご確認をお忘れなく。
- 記念撮影は平日や開場直後がねらい目。幻想的な写真&動画が撮れたらコンテストに参加してみよう。宿泊券など豪華賞品が当たるかも。
ライターのおすすめ
会場は、カメラを持った観光客でにぎわっています。鳥居を抜けて進む道の両脇に、神社を背景に、ベストな撮影スポットを見つけてみて。コンテストに参加すると撮影にもより力が入りそう。
であき。
駅チカに大自然あふれる北海道。都市と自然のイイトコどりな情報をお伝えしたい。
INFORMATION
スポット名 | 雪灯路(ゆきとうろ) |
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住所 | 北海道札幌市南区定山渓温泉東3 |
ジャンル | 観光 |
電話番号 | 011-598-2012(定山渓観光協会) |
料金 | 入場無料 |
営業時間 | 午後6時〜午後9時 |
定休日 | 開催期間中なし |
駐車場 | 30台(無料公共駐車場) |
備考 | HP:http://jozankei.jp/yukitouro/50 |
地図 | 42.9662396 |