11月下旬から3月上旬まで寒さの続く旭川の夜。街は「あさひかわ街あかりイルミネーション」の温かい光に包まれます。街を彩るのは、約20万個のイルミネーション。会場は、JR旭川駅前から続く「平和通買物公園」「緑橋通り」「昭和通り」の3本の通りと、「七条緑道」の合計4エリア。
ちょっと厚着をして、きらめく夜の街歩きにでかけましょう。寒さもきっと気にならなくなる、はずです!
季節特集
2020.01.23
冬を温かく照らす、あさひかわ
街あかりイルミネーション
writer : 石田 美恵
街あかりのスタートは、ナナカマドのイルミネーション
JR旭川駅を背にして、右手に見えるのが「緑橋通り」。街路樹としてナナカマドが植えられ、そのほとんどにイルミネーションがついています。オレンジ色の温かな光りが、どこか懐かしい景色。
そもそも、あさひかわ街あかりイルミネーションは、1995年の冬に「緑橋通り」のナナカマドに灯りをつけたのがはじまり。「冬の夜を明るくしよう!」と道沿いの商店や会社がメンバーになり、いまよりずっと小さな規模でスタートしました。それがだんだん広がって、2000年から本格的に現在のスタイルに。
枝をよく見ると、先のほうだけ赤い光が光っています。これは秋になると赤く色づくナナカマドのイメージ。ナナカマドは旭川のシンボルツリーなんですよ。
メインの平和通買物公園は、シックな色と光が華やか
一番明るく華やかなのは、駅前の中央から続く「平和通買物公園」エリア。こちらは両サイドの街路樹に、青や紫の灯りが輝いています。通りにはお店がたくさん並んでいるので、寒くなったら逃げ込めるので安心ですね。
雪の結晶の形をしたライトもあります。冬の澄んだ空気のなかだと、きらめきがいっそう鮮やか。
かわいい雪の滑り台も登場。不思議な動物たちが、街あかりを盛り上げています。
「平和通買物公園」の全長は約1km。ちょっと長いかな、と思うかもしれませんが、ブラリと散歩するにはちょうどいい距離です。日本初の歩行者天国で、冬ならではの景色を楽しみましょう。
星空のイルミネーションで思い出づくり
「平和通買物公園」の1本隣は、旭川一の繁華街、「さんろく街」のある「昭和通り」。こちらには赤と青の「ツインピラー」がそびえています。このモニュメントはさんろく街のシンボルで、街あかり期間以外も点灯中。
石焼きいものお店が出ていたり、昔ながらの光景が楽しいエリアです。
そして、3本の通りを貫くように伸びる「七条緑道」には、金色に輝く光のトンネルが。上を見上げると、まるで満天の星空です。
それぞれのエリアによって表情が違う、冬限定のあさひかわ街あかりイルミネーション。ロマンチックな旭川の思い出に、お出かけしてみませんか?
※こちらは、公開日が2017年11月22日の記事となります。更新日は、ページ上部にてご確認いただけます。
スマートポイント
- 「平和通買物公園」は、毎年2月上旬に「氷彫刻世界大会」の会場になります。期間中はイルミネーションと相まって、さらに美しい光景に出合えます。
- 記念写真を撮るときは、三脚があるとキレイに撮影できます。スマホなどの「夜景モード」も便利。
- 晴れた夜はイルミネーションがクッキリして美しい景色ですが、雪がしんしんと降る夜も、幻想的で思い出に残ります。
ライターのおすすめ
「七条緑道」までいくと、周りにお店や街灯が少なくなるので、イルミネーションがひときわ目立ち、キラキラ空間に浸ることができます。ぜひがんばって、こちらまで足を伸ばしましょう!
石田 美恵
札幌出身。料理本編集者として東京の出版社に勤めたのち札幌にUターン。海藻と羊肉、鮭、お寿司が好きです。
INFORMATION
スポット名 | あさひかわ街あかりイルミネーション |
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住所 | 北海道旭川市中心部(平和通買物公園、昭和通り、緑橋通り、七条緑道) |
ジャンル | 観光 |
電話番号 | 0166-23-0090(旭川街あかり実行委員会) |
料金 | 無料 |
営業時間 | 点灯時間 午後5時30分~ |
定休日 | 11月下旬~3月上旬、期間中無休 |
備考 | HP : http://www.atca.jp/machiakari/ |
地図 | 43.7731879 |