* * menu
閉じる

観光観光

2017.07.21

サイクルシェアでスイスイ!
ポロクルで札幌を走りまわる

writer : 千石 涼太郎

札幌の中心部は、勾配が少なく平坦です。碁盤の目の道路はわかりやすく、おしゃれなカフェや雑貨屋など、穴場があちこちに点在しているので、札幌歩きには、気楽に乗り降りできる自転車が一番の味方です!

【お知らせ】

2019年4月26日(金)より電動アシスト車・スマートフォンアプリを導入した新システムがスタートしました。
※料金などの詳しい情報は、こちらでご確認ください。
自転車を自由に借りれるポロクル
ポロクルは観光名所にもポートと呼ばれる専用駐輪機が置いてあり、自由に借りたり返したりできるシステム。PITという無料の駐輪場もあります。有効に使えば、札幌散策の楽しみ方が広がりますよ!
自転車で気軽い札幌散策

提携ホテル、ポロクルカウンター・観光案内所で手続きを!

ポロクルは、サイクルシェアリングと呼ばれる新しいタイプのレンタサイクル。観光には「1日パス」1,500円が便利です。通常のレンタサイクルと違い、市内の提携ホテルやポロクルカウンター、観光案内所で手続きが可能で、貸し借りするポート(専用駐輪場)は、市内に40ヵ所以上! これがポロクルの便利なところなのです。
大通駅直結の日之出ビル9階のポロクルカウンター
市内の提携ホテルや観光案内所での手続きも基本的に同じですが、大通駅直結の日之出ビル9階のポロクルカウンターで手続きの様子を見てみましょう。

カウンターについたら、携帯電話と身分証明書を提示して、申し込み書に記入します。(利用にあたっては、日本語、英語、中国語、韓国語のいずれかを理解できることと、満16歳以上自転車を安全に運転できることが条件)
申込書に記入
身分証明書提示
QRコードで登録
スタッフの方から、ポロクルカードを受取り、カードに記載されているQRコードを読み取って、登録します。5分程度で手続きは終わりです。さあ、次はポートマップを手に街に出て、自転車をゲットです!
ポートマップを片手にGO

自転車を借りて返すのはポートです!

札幌駅前なら、さっぽろ東急百貨店、札幌全日空ホテルあたり。北口なら札幌第一合同庁舎前。大通エリアなら、道銀ビルディング、札幌市役所、丸井今井一条館前など、市内に40カ所以上あるポートと呼ばれる無人の専用駐輪場があります。ポートマップで近い場所を探して、さっそく向かいましょう。ポートは、こちら!
ポロクルで自転車GET
登録したポロクルカードをラックにかざすだけ
ポートに付いたら、登録したポロクルカードをラックにかざすだけ。ピンポンの音のあと「出庫します」という声とともに、ロックが解除され、緑のランプがつき自転車がラックから出てきます。あとはもう乗るだけです!
自転車を出庫

札幌の名所を自転車でスイスイと走ろう!

北海道道庁旧本庁舎、時計台、テレビ塔、大通公園と中心部の名所はもちろん、サッポロビール園、中島公園、札幌市資料館、知事公館、北海道大学といったちょっと離れた場所も、ポロクルなら気軽にまわれます。途中でカフェに寄り道も自由自在。
ちょっと離れた場所も気軽にまわれる
ビギナーには、大通公園〜北海道道庁旧本庁舎、サッポロファクトリー〜北海道神宮頓宮〜二条市場〜創成川公園〜さっぽろテレビ塔〜札幌市時計台と、走るだけなら約40分、立ち寄りを含めて約3時間のコースがオススメ。マップはこちら!

このように、市内中心部の観光スポットをポロクルで回ると約3時間。カフェでゆっくりしながらまわっても5時間程度。15時プランでも充分に楽しめます。マップを参考に、思い思いの道を進みましょう。
北海道観光スポットを気軽に回れる
ルールを守って走行
近年は自転車通行空間の社会実験として車道に自転車通行用のブルーレーンが設置されるなど、安全に走行できる取り組みも増えています。交通ルールを守りながら、札幌の景観を楽しんで走ろう。涼しい風と、暖かい日差しを感じながら。
押して歩く

返却もポートで簡単、便利!

ポロクルは、借りたポートとは違うポートに返却可能なので、札幌駅付近で借りて、すすきので返すということもできてしまいます。たとえば、市内をまわったあと、サッポロビール園に自転車で行き、そこで酔っぱらってしまっても、サッポロビール園のあるサッポロガーデンパークのポートに返却すれば、帰りはバスやタクシーでホテルに向かえばいいわけです。便利でしょ!
返却はどこのポートでもOK
カードをラックにかざす
返却するポートに着いたらカードをラックにかざし「入庫してください」の音声の後、自転車の前輪を機械に挿入します。「入庫が完了しました」と機械がしゃべるとロック完了。最終返却後カードは「返却BOX」へ投函。たったこれだけで、すべての返却作業は終わりです。
「入庫が完了しました」と機械がしゃべるとロック完了
返却作業完了
ポートは札幌駅〜すすきの〜西11丁目駅のエリア内に多くありますが、北は南北線の北12条駅、東はJR苗穂駅付近まで、南は中島公園、西は円山公園駅付近までと、ポートはいまも増えています。天気がいい日に当ったら、狭い道でもどんどん行ける自転車で札幌の街を走ってみましょう。ポロクルはきっと、みなさんのいい旅の相棒になってくれるはずです!
ポロクルカウンターのある日乃出ビル
ポロクルカウンターのある日乃出ビル。

撮影協力:今野千可子

スマートポイント

  • クレジットカード、Eメール機能付携帯電話、認証媒体が必要ですが、会員プラン:1回会員(60分150円)/ 月額会員 1,800円(60分以内なら何度でも利用可)もあります。
    ※いずれも1回の利用は60分以内。60分を超えた場合、30分につき100円(税抜)の延長料金がかかります。
    ※設置場所は昨年から一部変更になります。決定したポートから順次当サイト内で公開します。
  • プロのガイドが案内する「ポロクルで行く札幌まちめぐりサイクリングツアー 」もあります。詳しくは公式ウェブサイトを!
  • PIT(ピット)と呼ばれるポロクルが停められるショップやカフェが数箇所。ピット利用中は料金がかかりません。詳しくはPITのある店舗で!

ライターのおすすめ

札幌はその昔、大通が中心だったことから、札幌駅前から市電に乗れないなど、不便なところもある街ですが、勾配が少なく自転車で回るととても快適な街です。駐輪場が少ないのが珠に瑕なのですが、ポロクルならその心配いりません。のんびり、ゆったり、散策しましょう。

千石 涼太郎

北海道や旅、地域文化に関する書籍を多数上梓。「北海道新聞」、月刊誌「O.tone」等でエッセイ連載中です。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

JALで行く!国内ツアーは格安旅行のJ-TRIP

  • Facebookロゴ
  • Twitterロゴ
  • LINEロゴ
  • Pinterestロゴ
  • リンクをコピーする
  • この記事をシェアする
  • Facebookロゴ
  • Twitterロゴ
  • LINEロゴ
  • Pinterestロゴ
  • リンクをコピーする

北海道観光モデルコース

記事検索

ツアー検索