バスで北海道最北端・稚内へ！
地下通路直結のバスセンター

地下鉄駅から地下通路直結で大通からも好アクセス！

札幌市内中心部にある三つの主要バスターミナルは、よく間違えやすいので注意が必要です。バスセンターは札幌市中心部の大通公園西１丁目にある、さっぽろテレビ塔から道路を挟んだ東側。すぐ近くには「中央バス札幌ターミナル」があるのでお間違えなく！

バスセンターへは、地上を通るよりも、地下鉄東西線のバスセンター前駅か大通駅から地下通路を通るとわかりやすく便利です。ちなみに大通駅からもバスセンター前駅からもほぼ同じ距離。いずれも徒歩５分ほどなので、観光ルートに合わせてどちらから行くか決めましょう。大通公園を散策してそのまま地上を徒歩で向かってもよいですね。


地下通路は地下２階にあたり、地下１階は市内の路線バスが発着していて、都市間バスのカウンターと乗り場は地上１階にあるのでご注意！

行き先や時間はカウンターや表示でしっかり確認

バスセンター内には案内カウンターと、待合所があります。売店はないので、車中での食事やおやつは近隣のデパ地下やコンビニで仕入れておきましょう。ちなみにバスセンターと同じ建物の１階にもコンビニがあるので便利です。


案内カウンターでは各都市間バスの時刻表などが置いてあるほか、予約・発券も行っています。時刻表も貼ってあるので、発車時刻と行き先をよく確認しましょう。不明点があれば案内カウンターで気軽に聞いてみてください。

目指すは最北端・稚内？　それとも最東端・根室？

バスセンターを起点とする都市間バスの行き先は、稚内（１日６往復）、根室（１日１往復深夜便のみ）、そして季節運行のせたな（１日１往復）の３ルート。稚内は言わずと知れた日本最北端の都市。根室は最東端。せたなは馴染みが薄いかもしれませんが、夏場のウニが人気の奥尻島へのフェリーが出ている玄関口です。


基本的に都市間バスは３路線とも、すべて予約制。電話かインターネットで予約し、バスセンターのカウンターで乗車券を発券します。ただし当日空席がある場合は、当日申し込みも受け付けるので、カウンターで尋ねるか電話で問い合わせを。

長距離都市間バスを活用して離島観光も便利に

稚内へはバスで片道約６時間。根室へは夜出発で翌朝到着の深夜便で約８時間30分。せたなへは約４時間40分と、いずれも長距離です。Wi-FiやUSB端子設備付きの車両も多く、飲み物やお弁当、おやつなどを買い込んで、のんびりバス旅を楽しみましょう。バスセンター付近には徒歩５～10分圏内にデパートや商業施設も多いので、車中でデパ地下グルメを楽しみながら行くのもオススメ！


利尻・礼文への玄関口・稚内。奥尻島へのフェリーターミナルがあるせたな。いま人気の離島観光にうまくバスを利用すれば、予算を抑えることもできます。季節によっては都市間バスを組み込んだ奥尻島ツアーなども企画されるので、まずは問い合わせてみては？