季節を問わず、世界各国からの観光客が訪れる国際的リゾート地ニセコ。スキー場として有名なヒラフ、アンヌプリや蝦夷富士とも称される北海道を代表する羊蹄山がある倶知安町はドライブに最適で、グルメスポットも点在しています。
今回は、ドライブの途中にぜひ寄りたいグルメスポット「ルヒエル(Ruhiel)」のジェラートをご紹介します。
観光
2021.09.09
完熟果実で作る絶品ジェラート
ルヒエル(Ruhiel)
writer : 上坂 由香
ルヒエル(Ruhiel)
自家製イタリアンジェラートのお店ルヒエル(Ruhiel)。北海道産の新鮮な牛乳や羊蹄の天然水、完熟した生の果物をたっぷりと使って作るジェラートは、リピーターがあとを絶たないおいしさと好評です! 夏の晴れた日は木陰のテラスに座って、目の前にそびえる羊蹄山を眺めながら、ゆっくりと味わってみて♪
ニセコの大自然を満喫できる道路沿いにあります
札幌市の中心部からは、車で中山峠を経由して約2時間。新千歳空港からは、支笏湖を経由して2時間ほど。蝦夷富士と呼ばれる羊蹄山を車窓に望みながら進むと、大きなジェラートのオブジェが目に飛び込んできます。
自家製イタリアンジェラートの店ルヒエル(Ruhiel)は、緑豊かな山あいにとけ込むナチュラルな店構え。白樺の木立ちや、草花が咲き誇る庭の佇まいも素敵ですよ。
ルヒエルとは「風をつかさどる天使」の名前。白を基調とした店内の冷ケースのなかには、色鮮やかなジェラートが数10種類。着色料や保存料を使わず、素材そのものの色あいです。バニラやキウイなど通年作られるものもありますが、春はイチゴ、夏はスイカやメロン、秋になるとブドウや桃、柿など、果物の季節によってバリエーションが変わります。どれにしようかと迷うのも楽しいですね♪
完熟した旬の果物にこだわって作るからおいしい!
おいしいジェラート作りは素材選びから。ニセコ周辺で収穫される果物を使うことはもちろん、「果物の旬や食べ頃にこだわり、完熟したものだけを使っています」と、店主の佐々木浩二さん。いまが一番甘い!という見極めがおいしさにつながっています。
季節を感じるイチゴとナッツの組み合わせは、まるで冷た~いイチゴそのものを食べているような果実感と、大きめにクラッシュしたナッツ(アーモンドやカボチャの種、ピスタチオなど)とミルク味が絶妙なコラボ!チョコやバニラ、抹茶などのミルクベースのものと、牛乳が一切入らないフルーツベースのジェラートに分れています。牛乳アレルギーの方も安心して食べられるのがうれしいですね!ここでたっぷりと、果物の多彩なおいしさを味わってみましょう。
羊蹄山を眺めながらのんびりとくつろげるテラスも人気!
店内にもイートイン用のベンチがありますが、晴れた日は庭のテラスに出て、目の前に見える羊蹄山の景色を楽しみながら食べるのもいいですね!白樺の木にやって来る野鳥たちのハミングが、心地よ~く聞こえて気持ちがいいですよ。
ブルーベリーミルクとクリームチーズの組み合わせは、ほどよい甘酸っぱさと濃厚なミルクの風味がよく合います。大自然に囲まれながら食べていると、おいしいものがさらにおいしく感じるもの。「次はどのジェラートにしようかな…」と思うくらいペロリといけちゃいます。
窓辺には、風の天使ルヒエルに願いを聞いてもらえる「願い事をノート」が置かれていて、訪れた人たちのさまざまな想いが綴られています。旅の無事を書くものいいですね。ニセコや倶知安をドライブするなら、「一度食べたら忘れられない」イタリアンジェラートのルヒエル(Ruhiel)で、甘くておいしい思い出作りはいかがですか?
アイスにまつわる北海道あるある
ジェラートを始めとする冷たいグルメは夏の食べ物だと思っていませんか?
実は、冬は極寒の北海道ですが、道産子は冬でもアイスを好んで食べます。なぜかというと、冬の北海道の室内は温かいからだとか。
ルヒエル(Ruhiel)のある倶知安町は温泉も豊富なので、温泉ホテルに泊まって訪れる方も多いと思います。
夏の爽やかなドライブでは、お店で食べるのがおすすめですが、冬はお持ち帰り用の保冷剤を追加して、ホテルで食べるのもおすすめ。暑い温泉にゆっくり浸かって火照った体にルヒエル(Ruhiel)のジェラートは最高に合いますよ!
※こちらは、公開日が2017年9月17日の記事となります。更新日は、ページ上部にてご確認いただけます。
スマートポイント
- ルヒエルのある倶知安町のヒラフスキー場周辺は、お茶やランチが楽しめる素敵なグルメスポットが立ち並んでいます。パン屋さんや居酒屋もあるので、ここを拠点にすると便利です。
- 夏のシーズンはジェラートがなくなることもあり、閉店時間が早まることもあります。午前からお昼くらいに行くのがオススメ!
- お土産に便利な地方発送もしています。また、約2.5時間保冷できる発砲容器もあるので、宿泊先などにお持ち帰りもできます。(お持ち帰り用容器250円、保冷剤100-200円)
ライターのおすすめ
果物のジェラートはシャーベットのような口どけで、おかわりしたくなるはず。まずはその季節でしか食べられない旬の味をオススメします!
上坂 由香
5年に1度くらいしか風邪をひかない体質を自慢していたら、普通に歩いていただけで膝の半月板を故障。足腰の弱まりを痛感している今日この頃。
INFORMATION
スポット名 | ルヒエル(Ruhiel) |
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住所 | 北海道虻田郡倶知安町山田34-62 |
ジャンル | カフェ・スイーツ |
電話番号 | 0136-21-2355 |
料金 | イタリアンジェラート400円(2種類盛り)、カップ350円(2種類盛りは400円) |
営業時間 | 9:00〜17:00 |
定休日 | 不定休 訪れる前に確認することをおすすめします。 |
駐車場 | あり(8台) |
備考 | HP : http://www.ruhiel.jp/ |
地図 | 42.87119511619601 |