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観光観光

2020.02.03

ロマンチックが溢れてる!
小樽運河の夜景と歴史建造物

writer : 伊藤 孝介

運河と建物
小樽の街と海との間を走る小樽運河。小樽の象徴とも言えるこの運河は、埋め立てられ、その一部が残るだけとなっていますが、かつて商業都市として栄えていた頃の名残を今に残しています。
ここでは「小樽ゆき物語」や「小樽雪あかりの路」などロマンチックなイベントが行われたり、周辺に素敵な建物が多いことでも有名です。
デートにはもってこいのスポットがたくさんあるのでカップルでも、女子同士でも満足いくまで楽しめます。

幻想的な空間を演出する夜景

運河の夜景

提供写真:毛利祐次郎

運河は小樽駅からまっすぐ坂を下って徒歩8分の位置にあります。北海道随一の観光スポットなので見所はたくさんありますが、中でも人気が高いのは夜景です。夕方暗くなってくると運河沿いにある街灯が灯り始め、何とも言えない幻想的な空間を演出します。
特に冬は雪が街灯に反射するため、さらにきれいに見えます。そのため、冬には幻想的な風景を楽しむことのできる「小樽雪あかりの路」というイベントが企画されています。夜この空間を歩いていると、自然とロマンチックな気持ちになることでしょう。

おしゃれなお店は歴史建造物の中にあり!

小樽運河食堂
運河沿いには。歴史建造物を活用しているお店が並んでいます。小樽倉庫No.1には地元小樽ビールが楽しめるレストランが、大きな三角屋根が特徴の石造りの倉庫には小樽運河食堂があります。小樽運河食堂は昔の小樽の街並みを再現し、バイキング、ラーメン、海鮮丼、スープカレーなど北海道名物が楽しめる11店舗のお店が出店しています。
小樽運河プラザ
また、旧小樽倉庫を利用した小樽運河プラザには外国語にも対応した観光案内、お土産コーナー、喫茶店、ギャラリーが併設されています。

見ているだけで楽しい雑貨屋さん

運河から駅の方に道を一本隔てると、そこにも歴史建造物を活用したお店がたくさん。ガラス屋さんや染織アトリエ、着物にスイーツなど歴史建造物を活用したお店がずらりと並んでいます。
小樽大正硝子館
1906(明治39)年に建てられた名取高三郎商店を改装した大正硝子館や、1887(明治20)年建造旧金子元三郎商店を改装したおたる瑠璃工房など建物の雰囲気がそうさせるのか、和風なアイテムを扱うお店が多いのが特徴です。
歴史建造物を利用した店舗
この通りには他にも1908(明治41)年建造旧百十三銀行小樽支店を活用した小樽浪漫館など、歴史建造物を利用した店舗がたくさん並んでいるので歩いているだけで楽しめちゃいます。
館内の様子
立ち並ぶ歴史建造物を活用した店舗は内装もとっても雰囲気があります。とても可愛いアクセサリーやアイテムがいっぱい。見ているだけでもワクワクしてきます。

小樽初心者に!人力車活用のススメ

人力車
運河の橋周辺に立っている、ちょっとマッチョなお兄さんはえびす屋所属の人力車の車夫さんです。人力車にお金をかけるなんてもったいないと思うかもしれませんが、小樽初心者の方にとってはお値段以上の価値があります。
人力車体験
人力車はただ単に運河周辺をウロウロしているわけではありません。小樽の歴史や運河の歴史、見所などについて解説して回ってくれるのです。
一度人力車に乗ってしまえば、小樽の基礎知識はバッチリ。イベント情報についても教えてくれます。料金は1名3,000円から。一区間は1.2km、約12〜13分の道のりです。午前9時半〜日没まで営業しています。
初めて小樽に来たという方は最初に人力車に乗ってみるとよいかもしれません。

※こちらは、公開日が2015年12月18日の記事となります。更新日は、ページ上部にてご確認いただけます。

スマートポイント

  • 運河沿いに立つ街灯は実は電気はなくガス灯。そのため、電気の照明とは違った趣ある風合いを醸し出してくれます。
  • 冬は空気が澄んでいるので、灯りがより際立って見えます。運河の夜景を楽しむなら、夏よりも冬の方がオススメです。
  • メインイベントである小樽雪あかりの路は札幌雪祭りと同時期に開催されます。併せて観光はいかがでしょうか。

ライターのおすすめ

周辺にある石造りの歴史建造物を活用したお店では、食事も地元の食材をふんだんに活用したものばかり。ここだけで北海道の幸を満足いくまで食べ尽くすことができるかもしれません。

伊藤 孝介

1982年生まれ、福島県出身。フリーランスのWebライターやプランナーの仕事をしながら子育ても奮闘中。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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