釧路フィッシャーマンズワーフMOOは、幣舞橋(ぬさまいばし)のたもと、釧路川に面して立つ複合商業施設。毎年60万人の来場者があるこの施設には、お土産物屋や飲食店、海鮮を扱う市場のほか、釧路の歴史などを学べる展示もあり、買って、食べて、見てが一緒に楽しめます。目の前には釧路川が流れ、景色もきれいです。また、河畔側からと、市街地側からでは違った印象をうける外観も特徴的。なかに入って、さらに外から見ても楽しめる、釧路の名所です。
釧路川に向かって立つランドマーク
釧路フィッシャーマンズワーフMOOは、「釧路漁港を新しい観光名所に」というコンセプトで1989年に建てられた複合施設。なかには、飲食店や土産物ショップ、鮮魚店など約40軒が並ぶほか、釧路の自然や歴史を知ることができる展示スペースもあります。ガラス張りのドーム部分は、植物園になっていて、緑に包まれながらゆっくりひと休みするにも最適。その特徴的な外観から、釧路のランドマークの一つとして、市民にも観光客にも親しまれています。
眼前に港。地元の海鮮もそろいます
釧路フィッシャーマンズワーフMOOの立っている場所は、かつて魚河岸のあった場所。その歴史を守るように、施設1階のおよそ三分の一のスペースは、「釧路市場」と名付けられて、地元のものを中心に海産物を扱う専門店が並びます。また2階には、お寿司や海鮮丼、釧路名物のザンギなどが屋台のような雰囲気で味わえる「港の屋台」も。温かい季節は、夜になると外の河畔に炉端焼きの店「岸壁炉ばた」も登場して、潮風を感じながら海鮮を豪快に味わえます。
入港する船も間近に見られます
建物の河側は、ガラス張りになっていて、なかからも釧路川の美しい景色が楽しめます。目の前にある港には、漁船が何艘も並びます。ときには、飛鳥Ⅱなどの大型船や外国から来たヨットが停泊していていたり、船が入ってくるようすを見られることも。河の景色を楽しみながらティータイムが楽しめる喫茶店もあります。また施設から河畔に出ることもでき、ベンチに座ってのんびり釧路川の雄大な流れを楽しむこともできますよ。
※こちらは、公開日が2016年9月26日の記事となります。更新日は、ページ上部にてご確認いただけます。