江別市にある商業施設 EBRI(エブリ)は、近代化産業遺産にも登録された旧ヒダ工場跡をリノベーションしたショッピングモール。レトロな赤レンガの建物のなかにはグルメやスイーツ、カフェ、衣料品や生鮮食品のテナントが集まっているほか、さまざまな交流地点としてものづくりなど多数のイベントも開催。観光案内もある江別市のアンテナショップ「GET’S(ゲッツ)」では、地元や姉妹都市などの特産品も手に入ります。
江別の歴史ある建物が新スポットに
JR野幌(のっぽろ)駅から歩いて約5分、EBRIは1947年に建てられた窯業会社のヒダ工場跡を利用して2016年春にオープンしました。1947年から1998年まで活躍した、江別の歴史的ランドマークともいえるこの建物を生かそうと、EBRIでも旧工場のレンガを使い、天井も木の梁をそのまま残して一部を復元するなど当時の姿をとどめています。
レンガの館に魅力的な七つのお店
EBRIにはイタリアンレストランやパン・スイーツ、カフェやセレクトショップなどが7店舗。窯焼きのピザやパン、シュークリームなどが人気を呼んでいます。旬のトウモロコシやメロンなどの農産物や、厚岸直送の生ガキ、サンマの甘露煮といった加工品を扱う「えぶり市場」も開店前から列が並ぶほどのにぎわい。ものづくりの町らしいワークショップや、各種イベントなども行っています。
観光案内があるアンテナショップも
江別アンテナショップGET’S(ゲッツ)は手作りジャムなど江別の特産品を販売。姉妹都市のアメリカ・グレシャム市のコーヒー豆や、友好都市の高知県土佐市の特産品販売コーナーもあります。観光案内所のカウンターの上には江別のプロモーションビデオが流れ、スタッフが観光や交通情報からレンガの歴史、隠れたおすすめスポットまで教えてくれます。
※こちらは、公開日が2016年9月28日の記事となります。更新日は、ページ上部にてご確認いただけます。