1989年、当時63歳だった紫竹昭葉(しちくあきよ)さんの「子どものころに遊んだ、野の花が咲く野原のような風景を作りたい」という願いから思い立ち、造り上げた庭園です。北海道ガーデン街道の名所のひとつで、園内には色とりどりの花々が季節ごとに見ごろを迎えるほか、遠くに雄大な日高山脈、周囲には麦畑やジャガイモ畑など北海道らしくノビノビとした風景が広がります。
表情の異なる22のゾーンが楽しめる庭園
JR帯広駅から南に車で約35分、十勝平野の田園地帯に広がるガーデンです。敷地面積は1万8,000坪、園内は「花の径(こみち)」「パレット花壇」「ロックガーデン」「ハーブガーデン」など、それぞれに趣の異なる22のゾーンに分かれていて、全部で約2,500品種もの草花が季節ごとに紫竹ガーデンならではの美しい表情を見せてくれます。
季節ごとに見ごろを迎える美しい花々!
エントランスを通り抜け、花の径を抜けると現れるリボン花壇、パレット花壇のカラフルな美しさは圧巻。春のクロッカス、スノードロップ、チューリップから、初夏が見ごろのスズラン、アイスランドポピー、盛夏のバラ、クレマチス、秋のダリア、ミケルマスデージー、ススキ類まで、美しい花々が次々に咲き誇ります。
草花と木々に囲まれて幸福な時間を満喫
紫竹ガーデンのなかでも人気が高いのは、150mにわたっての芝生の両脇に宿根草が植えられた宿根ボーダー花壇や、小高い丘の上から園内が一望できるロックガーデン、白樺やホオノキの茂る森など。1周ぐるりと回る所要は約1時間程度ですが、一日中過ごしても飽きることはありません。都会では決して味わえない、開放感と癒やしを与えてくれるガーデンです。
※こちらは、公開日が2016年10月5日の記事となります。更新日は、ページ上部にてご確認いただけます。