札幌の街を南北に分ける大通公園。北海道でも知名度ナンバー1の公園であり、札幌を訪れるなら外せない名所の一つです。全長1.5㎞の園内には、90種を超える植物が植えられ、多数の花壇や噴水も設置されていて、都心の憩いの場になっています。雪まつりをはじめとするイベント会場になったり、地下鉄や市電の駅などが近く交通の要所としての顔も。中心街で豊かな緑に包まれ、清々しさと解放感を味わって。
オフィス街で心地いい深呼吸を
札幌市の木であるライラックをはじめ、けやきやバラなど、さまざまな植物がみられる大通公園。マイナスイオンたっぷりの空気に包まれていると、ここがビルの立ち並ぶオフィス街だということを忘れてしまいそうになります。ベンチや芝生では、のんびりランチを食べたり名物のトウキビを楽しむ人の姿も。訪れる季節ごとに豊かな表情を見せてくれ、春は桜、秋には紅葉、真っ白な雪に包まれた姿も神秘的で美しいのです。
みんなの憩いの場。芸術鑑賞も
大通公園は、明治4年に防火線として造成されました。以来、街の中心からその発展を見守ってきました。観光客だけでなく、市民にとっても憩いの場であり、誰もが思い思いに公園の雰囲気を楽しめます。名物のトウキビにかぶりついたり、噴水や本郷新など北海道ゆかりの作家の彫刻を眺めてのんびり散歩するのもステキです。8・9丁目ではイサム・ノグチ作のすべり台など遊具があり、親子で遊べる空間になっています。
その他の観光名所へもアクセス抜群
大通公園は、交通の基点の一つ。地下鉄や市電の駅、バスターミナルが近いほか、JR札幌駅も徒歩圏内にあり、さまざまな観光スポットへ行くにも便利です。1丁目にはさっぽろテレビ塔があり、時計台も目と鼻の先。ベンチに座って次の目的地を思案するもよし、天気がすぐれない日は地下街へ降りてお茶やショッピングもOK。公園を満喫するだけでなく、旅の拠点としても活用し、札幌観光を思い切り楽しもう。
※こちらは、公開日が2015年12月18日の記事となります。更新日は、ページ上部にてご確認いただけます。