オホーツク海に面した港町・紋別市。海岸から約1㎞沖合にたつオホーツクタワーは、360°のパノラマで海を見渡せる景色を楽しめて、そのうえ海中観察もできる世界初の氷海海中展望塔です。海底階も含めて4階に分かれたタワーでは、眺望や体験など各階で違った楽しみ方ができるようになっています。季節ごと表情を変える海の眺めのほか、アザラシやなど北の海ならではの生き物の姿にも出会える、唯一無二の観光スポットです。
各階で異なる展望を満喫
紋別市は、市内にオホーツク紋別空港があって東京からのアクセスがいい道北の港町です。紋別のオホーツクタワーは、海の風景が思う存分楽しめる人気の観光スポット。タワー内は海底階も含め4階に分かれています。最上階の3階は海上38.5mから360°海を見渡せるパノラマビューの展望室。天気がよければ、南側に知床連山の山影も望める、オホーツクの雄大な海の風景が楽しめます。
オホーツク海について学べる展示も
流氷観光ができる道内屈指の観光地・紋別。オホーツクタワーは、流氷に埋め尽くされた冬をはじめ四季折々の海の景色を満喫できるスポットというだけじゃなく、氷海観測を行う施設でもあります。2階のオブザベーションホールでは実際の観測機器が展示されるほか、オホーツク海の特徴や、実際の流氷の動きをレーダーで見ることも。また、各階にはタワーから撮影した美しい海の写真などが掲示されていて、オホーツクの魅力を伝えてくれます。
海中の景色と海底水族館を楽しむ
オホーツクタワー最大の特徴は、水深7.5mの海底を観察できるアクアゲート。壁にはぐるりと16個の水中窓が設置されていて、潮の流れを見たり、海洋生物の観察もできます。運がよければアザラシが窓の向こうから挨拶してくれることも。フロアー全体は、クリオネやフウセンウオなど近海に生息する生き物が展示されていて、オホーツクの海をいっそう間近に感じられます。