北海道東部、オホーツク海沿岸の街、網走市の中心部から北へ約10km、断崖上に広がる能取岬(のとろみさき)は、オホーツク海展望の名所。春から夏には美しい海を背景に広がる大草原や、牧草地に放牧された牛や馬がのんびりと草を食む牧歌的な風景が、そして冬には神秘的な流氷に覆われたオホーツク海を大パノラマで堪能できる、絶景人気スポットです。
能取岬へと向かう絶景ロード! 美岬ライン
能取岬へのアクセスは網走市と能取湖を結ぶ道道網走公園線、別名「美岬(みさき)ライン」。美しい海岸線や静かな林間を通り、岬手前のオホーツク海に向かって一直線に続く道は、CMなどにも使われている感動的な道! 岬には印象的な八角形の白黒の能取岬灯台と広い駐車場があり、灯台を中心に整備された遊歩道を、広大な風景を見ながらのんびりと散策できます。
一面の緑の草原広がる、牧歌的な春から夏の能取岬
新緑の美しい5月下旬から6月になると、能取岬灯台周辺は、たんぽぽが咲き乱れ、黄色い絨毯を敷いたような素敵な風景が広がります。7月には華やかなエゾキスゲなども咲き、網走市営の美岬牧場には馬や牛も放牧されて絵画のような美しい景観。短くも美しい夏の能取岬では、ここが断崖絶壁の岬であることを忘れてしまいそうな、時が止まったかのような静かで穏やかな雄大な風景を楽しめます。
神秘的で美しい流氷広がる、厳冬期の能取岬
冬の能取岬は、遠くロシアからやってくる流氷に覆われ、オホーツク海は一面白い海へと変貌する別世界となります。高さ約60mの断崖上から望む眼下に押し寄せた流氷が水平線にまで果てしなく続く白い絶景! そして晴れた日には遥か知床連山の全貌まで見える大展望に感動することでしょう。能取岬は、北海道オホーツクならではの夏と冬でまったく違った美しい絶景に会える岬なのです!
※こちらは、公開日が2017年5月2日の記事となります。更新日は、ページ上部にてご確認いただけます。