大雪山国立公園の南端、豊かな自然に囲まれた然別湖(しかりべつこ)。冬には完全結氷するこの厳寒の湖の上に、毎年1月下旬~3月下旬だけ出現する美しい「氷の村」が「しかりべつ湖コタン」です! 雪と氷でできたアイスバーやチャペル、絶景の氷上露天風呂…。1980年から毎年開催され、北海道の冬の素晴らしさを全身で体感できるイベントとなっています。
真冬にだけ出現する「幻の村」
標高804m、周囲13.8km。北海道で最も高い位置にある天然湖が然別湖(しかりべつこ)です。手つかずの自然に囲まれて高い透明度を誇ります。内陸山間部のため、冬の朝にはマイナス25℃以下まで冷え込むことも珍しくない、寒さの厳しい地域です。その寒さを思いっきり楽しもうと、毎年1月下旬~3月下旬に行われるイベントが、しかりべつ湖コタン!
雪と氷で造る純白の世界に感動
コタンとはアイヌ語で「村」を意味します。凍った湖の上に現れるアイスバーやコンサートホール、チャペル、宿泊体験ができるロッジまで、村のすべては雪と氷で造られ、一面、純白の世界です。大人気のアイスバーでは、自分が作った氷のグラスでオリジナルのカクテルも楽しめちゃう。地元の乳製品を使ったホットドリンクも人気です。チャペルは夕方からキャンドルが灯され幻想的な美しさに。
世界唯一の氷上露天風呂で入浴も!
世界中でここだけにしかない「氷上露天風呂」にもぜひ入浴を。視界を遮るもののない絶景のなか、湖畔のホテルから引いた源泉かけ流しの天然温泉が楽しめるんです。冬季はJR帯広駅から然別湖畔までのバスが無料になるサービスもあり、冬道の運転に自信がない方でも安心。北海道の冬の美しさ、楽しさを満喫できるステキな「村」を訪れてみませんか。