北海道は美瑛町の人気観光地「白金 青い池」。コバルトブルーに輝く青い池と、枯れたカラマツが幻想的な世界を作り出します。
”絶景スポット”として、その名は北海道の枠を飛びこえ、いまや日本全国、世界中に知れ渡るほど。もはや観光スポットとしての紹介は説明不要かもしれません。
しかし、なぜここまで人気があるのか? なぜこんなに青いのか? そして「一度は生で見てみたい!」そう思っている人も多いはずです。訪れたことがない人もある人も、行く前に”ちょっとだけ青い池の「なぜ?」にふれてみませんか?
実は偶然生まれた!? 奇跡の絶景!
「青い池」は昔からの絶景スポットではなく、実は近代になって偶然生まれた絶景なのです。もともとは1989年に火山災害から町を守るために、コンクリートで「えん堤」が造られたことがはじまり。そこに、すぐそばを流れる美瑛川の川水が流れ込み、現在のような池が”偶然”できました。そして、アルミニウムを含んだ湧水が、美瑛川の河川水と混ざり合うことにより青く見え、このような奇跡の絶景をつくりだしたのです。
より美しく見たいならこの時間!
では、なぜここまで有名になったのでしょうか? 偶然生まれたにしてはあまりに美しい「青い池」。その美しさは写真家の間で徐々に話題となり、拡散されることで、一気に注目の的となったのです。最近ではApple社がMacやiPhoneの壁紙に採用したことでも有名ですね! こうして、その美しい”青”の世界をひと目みようと、いまや大勢の人が訪れる人気の観光地となったのです。日中はツアー団体客などの利用も増えるので、混雑を避けたいならオススメは朝、特に早朝の時間帯です。混雑も避けられるうえ、風が吹きにくいので、まるで鏡のような青い水面を見れるかもしれません。晴れた日の静かな早朝に見る青い池は絶景です!
「白ひげの滝」もお忘れなく
青い池を見たら、すぐ近くにある「しろひげの滝」も忘れずに見に行きましょう。高さ約40mから流れ落ちる滝は見ごたえ抜群です! 青い池からさらに3kmほど東へ行くとある白金温泉。その温泉街にある橋から眺めることができます。そして青い池、白ひげの滝を見たあとにはゆっくりと白金温泉に浸るのがパーフェクトな楽しみ方。
5つの施設で日帰り温泉が楽しめますよ。また、美瑛町の中心部までは車で約20分ほどの距離。”丘のまち’’の名のとおり、雄大な十勝岳を背景に色とりどりの農風景が広がります。CMやポスターにもなっている「パッチワークの路」や「マイルドセブンの丘」など観光スポットが目白押しです!