札幌市郊外にあるサッポロさとらんどは、「人と農業や自然とのふれあい」「都市と農業の共存」をテーマに作られた、札幌市の農業体験交流施設です。札幌市の中心部からは北東に向かって車で30分。田園テーマパークをうたっているだけに、約74ヘクタール、東京ドーム13個分の広大な敷地内では動物とのふれあいや乗り物、ミルクの郷の工場見学など、さまざまなアクティビティが楽しめます。
花畑やポプラ並木をSLバスで!
敷地内には、レストランやバター作り体験などができる「さとらんどセンター」を中心に、動物とふれあえる「ふれあい牧場」や、牛乳など乳製品の工場で製造過程を見学できる「サツラク ミルクの郷」など、体験施設や花畑などが点在しています。効率よく周るなら、敷地内を運行するSLバス(大人300円、子供150円)や馬車(大人400円、子供200円)を使いましょう。SLバスは2カ所まで途中下車ができます。また自由に楽しめるレンタサイクルも人気。通常の2輪のほか4輪自転車や、ユニークな形のおもしろ自転車もそろっています。さとらんどセンターから緑いっぱいの風景を楽しみながら、ミルクの郷まで行き、帰りにふれあい牧場に立ち寄ると、ぐるっと一周できます。
羊や馬とふれあい北の大地を実感!
背の高いポプラ並木や白い木肌が特徴の白樺並木など、北海道外ではあまり見ることのできない自然風景も楽しめます。ふれあい広場では、羊やヤギ、ミニブタ、そして北海道ならではの農耕馬どさんこと、柵越しにふれあうことができ、直接エサをあげることもできます。炊事広場は自由にバーベキューができるエリア。利用料は無料で、炭や網、食材などは、さとらんどセンター内売店でも販売しているので、手ぶらで行ってもOKです。
バター作りに名物ソフトも!
農業がテーマのサッポロさとらんどでは、バターやソーセージ、アイスクリームなどの手づくり体験メニューが豊富。また、畑での野菜収穫体験も人気です。いずれも実施日や時間が決まっているので、事前の問い合わせや予約を忘れずに。またここへ来たらぜひ食べておきたいのが、雪印パーラーのソフトクリーム。新千歳空港にも店舗はありますが、4月29日から11月3日限定の「さとほろいちごソフト」(450円)は、さとらんどで収穫されたイチゴを使ったここだけの限定です。
※こちらは、公開日が2016年7月24日の記事となります。更新日は、ページ上部にてご確認いただけます。