小清水原生花園は、オホーツク海と濤沸湖(とうふつこ)に挟まれた細長い砂丘上の海岸草原に広がる、その名のとおり、人の手が加わっていない自然そのままの美しい花園です。初夏から夏にかけて、色とりどりに咲き乱れる野生の花々!そしてオホーツク海と濤沸湖を同時に眺められる景観!絵に描いたような北海道オホーツクの雄大な絶景を気軽に楽しめる人気スポットになっています。
知床半島まで見渡せる! 北海道の代表的原生花園
北海道の原生花園と聞いて、多くの人がまず思い浮かべるのが小清水原生花園でしょう。広い原生花園ですが、一番人気はJR釧網本線の原生花園駅(5月から10月までの季節営業)周辺。駅からすぐにお花畑のなかを遊歩道が続いています。丘の上の展望台からは、天気の良い日には、遠く知床岬から続く知床連山や斜里岳、藻琴山、能取岬まで見渡すことのできる大パノラマが広がり、あちこちから歓声も聞こえてきます。
初夏の花盛りの季節に行こう!
花の季節は5月下旬のクロユリにはじまり、濤沸湖畔を彩るセンダイハギ、ヒオウギアヤメと続きます。6月下旬から7月上旬になると、ハマナスをはじめエゾスカシユリやエゾキスゲなどの代表的な花が、遊歩道沿いにも咲きそろいます。6月から8月にかけて約40種類の花が、その時々で楽しむことができますが、とくに6月中旬から7月上旬がもっとも美しく、色鮮やかな花々で原生花園が賑わうベストシーズンでオススメです。
リアルタイム情報はインフォメーションセンターで!
原生花園駅に隣接するインフォメーションセンターHanaでは、花々の開花時季や特徴、周辺の見どころなどが写真とともに解説展示されていて、リアルタイムに情報収集できます。また、地元産の牛乳、野菜などを使ったソフトクリームやジェラート、特産品や土産物の店舗、休憩コーナーなどもあります。オススメは無料のレンタサイクル。オホーツクの風を感じながら、のんびりお花畑のなかを走ってみてはいかがでしょうか。
※こちらは、公開日が2016年8月1日の記事となります。更新日は、ページ上部にてご確認いただけます。