約4,000坪の庭と小高い山がある上野ファームは、旭川東部の水田地帯にある花好きに人気のガーデンスポット。2001年にオープンガーデンとして一般公開し、2008年には倉本聰脚本・黒木メイサ主演のTVドラマ「風のガーデン」にも舞台のひとつとして登場。2,000種以上の草花が季節ごとに咲きほころぶ、風土を活かしたガーデンには、2016年、新しい庭と丘の散歩道も加わり、さらに彩りを増しています。
季節の花色がやさしく誘う散歩道
もともとは米農家だった上野ファーム。1989年に、お米を買いに来てくれる人たちに農場をもっと楽しんでもらおうと、畑だったところに石畳の小道を造り、花を植えたのがはじまりでした。最初に造られたその「マザーズガーデン」をはじめ、2016年にグランドオープンした妖精が住む「ノームの庭」や「ノームの散歩道」など、10のゾーンからなる上野ファーム。春から秋、色鮮やかな北海道の花に癒されながら、のんびりお散歩が楽しめるガーデンです。
ガーデンショップは雑貨も充実
二つの入場口がある上野ファーム。大型バスも停まる「ノームの庭」側の東口に対して、西口にはガーデンショップやカフェがあります。
西口受付と同じ、レンガ牛舎を活かした建物にあるのがガーデンショップ「丘のふもとの小さな苗屋」。ガーデニンググッズのほか、オリジナルグッズもいろいろ。花好きなら、つい手が伸びてしまいそうな宿根草の苗も置いています。
古い納屋を改装した素敵カフェ
1950年築造の納屋をリノベーションした、その名も「NAYA café(ナヤカフェ)」は田園ののどかな時間にぴったりの素朴な趣。ガーデン公開中は10時から、閉園中の冬は休業しています。
ドリンクやスイーツのほか、フードには地元や北海道の野菜を使った料理も。素材を知り尽くしたファーマーズディッシュで、美味しい野菜を堪能しましょう。
※こちらは、公開日が2016年8月19日の記事となります。更新日は、ページ上部にてご確認いただけます。