GoToトラベルの期間について
現在再開前のGoToトラベルについては、まだ正式な日程が決定しておりません。
①事業再開日:2022年1月下旬以降
②割引販売実施日:2022年1月下旬以降
③終了日:2022年GW前まで
上記のように再開後のGoToトラベルで気になる日程は3つあり、再開前の今はどちらも未定となっています。
事業再開日=割引される最初の日
まだGoToトラベル再開前のため詳しい日程は決まっておりませんが、事業再開日がどういった日になるのかというと、この日からの宿泊、及び出発に関して、割引の対象となる最初の日にあたります。
割引率については、まだ詳しくは決まっておりません。
GoToトラベル再開前に予約されていた旅行の場合、再開後のGoToトラベルの適用条件に含まれる予約については割引が適用されると予想されています。
ジェイトリップでは、GoToトラベル再開前にGoToトラベル適用期間出発のツアーをご予約済みのお客様(後から割引適用者)に対してはメールにてご案内予定です。GoToトラベルの開始時のように、後から自身で手続きすることは不要になる見込みです。
割引販売開始日=割引後の旅行が買える日
旅行業者、予約サイト、宿の直販予約システム等、準備が整った業者から割引価格での旅行販売を開始する日になります。新たなGoToトラベルでは再開前のGoToトラベルから内容が変更になりました。以前より条件が複雑になった為、事業再開日と割引販売開始日が違うという旅行会社もあるかもしれません。
割引価格のものを買うことで、支払う段階で割引されているので、購入者としては分かりやすく見比べやすくなると思います。
地域共通クーポンの再開日はまだ未定
新たなGoToトラベルでは、平日3,000円、休日1,000円の地域共通クーポンが一律で配布され、再開前のGoToトラベルと同じく、紙クーポンと電子クーポンのどちらも利用できる見込みです。GoToトラベルが再開になれば同じ期間で利用できるようになる見込みです。
また、平日と休日の定義についてはまだ発表されていない事や、再開前のGoToトラベルでは、旅行代金の15%分と流動的だったクーポン額が一律になった事で、最低旅行価格が設定される可能性があります。
詳しいルールについてはGoToトラベル事務局による正式発表をお待ちください。
日程が決まっていないことで必要な注意
GoToトラベル事業の再開日・終了日はまだ決まっていません。ここで注意すべきなのは、再開の日があれば必ず終わりの日は設定されるという事。そして、それはキャンペーン開始前に予約された方にも同じ終了日が適応されるという事です。
GoToトラベル開始当初には、始まってから6ヵ月などと言われておりましたが、緊急事態宣言で停止、再開未定といったことがありました。予約している日によっては対象にならない可能性があるということはご理解をお願い致します。
GoToトラベル適用対象外となった場合や、思っていたキャンペーン内容と異なった場合に、やっぱり旅行をやめたい、別の旅行に変更したいとなった時には、旅行会社が定める規定の取消料が発生します。
また、2021年12月8日に観光庁からの発表では、再開後から終了までの期間の間に含まれる「春休み期間」に適用停止にする方針が示されました。
3月下旬から4月上旬の春休み期間には旅行需要が高くなる為、GoToトラベルの適用対象外となる見込みです。
再開前に予約した方がいいのはこんな人
すでに予約済みの人も後から割引対象になると予想されているGoToトラベルですが、いつ予約しようか迷っている方も多いのではないでしょうか?
ここで、GoToトラベル再開前に予約した方がいい人と、その理由をお伝えします。
再開決定前に予約をした方がよい人
=出発日が決まっていて既に休みを取っている人
です。
(理由1)飛行機の座席
現在コロナ禍の影響で国外に出る海外旅行が難しくなっている為、旅行は国内旅行に限られています。旅行需要の多くなる人気の時期・日程については、座席の供給が足らず、満席になる日程も出てきています。新たなGoToトラベルの内容が発表になったことで、GoTo再開を見越し「後から割引」狙いで予約を行う方も増えてきています。
割引がある・なしに関わらず、すでに休みを取っているのであれば、早めに予約しておいた方が良い理由の1つがこれです。
(理由2)ホテルの空室
理由1と似ていますが、ホテルについても同じく人気の日程は埋まってしまう可能性があります。それは、飛行機とは少し違う理由です。
新型コロナウイルス感染症の影響で、大きな経済的被害を出している観光・宿泊に対し、各都道府県は12月末まで、県民需要を喚起させるキャンペーンを行っています。
Go To トラベルキャンペーンだけじゃない!
47都道府県・全国旅行割引まとめ
またこの県民割は11月19日以降、適用対象に隣県在住者を追加できるようになり、1月以降には地域ブロックまで対象を拡大予定となっています。各都道府県準備が完了次第販売となっているため、最大で2022年3月10日までの期間延長が行われる見込みです。
これにより、人気の日程に予約が重なり満室になってしまうことも考えられるのが2つ目の理由です。実際に、ホテルによっては、この県民需要により満室の日が増えているところも出てきています。
以上の理由から、すでに旅行の計画をして旅行に行く日が決まり、休みもとっている方については、早めに予約する方が良いというわけです。
GoToトラベル再開まで予約を待った方が良い人は、どういう人なの?という疑問を持たれる方もいると思いますので、簡単に言うと「まだ予定が決まっていない人」という回答になります。
まだ何にも予定が決まっていないなら、もっと詳細が分かってからの予約がおすすめです。GoToトラベル再開前に無理に予約することで無駄に旅行先を混雑させることもないので、まだ旅行が決まっていない人は焦って予約をする必要はないと思います。
今はどこに行きたいか、どのホテルに泊まるかなどGoToトラベル再開後に向けて旅行の計画を立てておいてください。
大事なことは旅行先に感染を広げない行動
GoToトラベルは移動が伴いますので、感染拡大させない対策が必要になります。2020年5月以降には業界別ガイドラインができ、ホテルや観光業界、バス団体などそれぞれに感染拡大をしない取り組みが敷かれています。それぞれ各企業は、そのガイドラインを基にし、多くの対策を取り、新型コロナウイルス感染症に対する対策を遵守しています。
ここで一番注意しなければならないのは、ホテルや施設は対策済みでも、旅行に行く旅行者自身にも必要な対策をとり旅に出てもらう必要があることです。いくら旅行先が対策がとられていたとしても、旅行者自身が何もしていなければ、リスクは高まり、その数が多ければ感染拡大につながってしまいます。
2021年11月19日に、2020年6月19日公表されていた旅行者視点での感染防止に関する留意点をまとめた「新しい旅のエチケット」が新しくなりました。
現在生活の一部になっている”新しい生活様式”のように、この「新しい旅のエチケット」も旅行に行く場合、知っておかなければならない情報です。旅行に行く前に熟読して、安心安全な旅を楽しみましょう。
新しい旅のエチケット(国土交通省・観光庁資料)