地域共通クーポンとは
GoToトラベルを利用すると貰うことのできる地域共通クーポンとは、観光地における消費を喚起するためのものです。そのため、制度の趣旨から外れる商品などについては地域共通クーポンが使えません。
宿泊代金・旅行代金として使えない
宿泊代金や旅行代金は、観光、地域経済に関するものなので使えると思われがちですが、使えないんです。
宿泊代金や旅行代金については、GoToトラベルのうちの「割引」が適用となります。
例えば、旅行でホテルに泊まる際、現地でお部屋のグレードUPをした際にかかる費用には、この地域共通クーポンは利用できません。
但し、宿泊施設で運営しているお土産店やレストランでは使用できます(地域共通クーポン加盟店の登録がある施設に限る)。
対象エリア内でサービスが完結できないものには使えない
地域共通クーポンの利用可能エリアは、付与された都道府県と、隣接する都道府県までとなります。
そのため、利用可能エリア内でサービスが完結できないものについては、地域共通クーポンを利用することができません。
例えば、交通機関で地域共通クーポンを使える場合がありますが、隣接都道府県を超えたエリアへの移動には使えないです。
交通機関によっては乗車券では地域共通クーポンが使えないけど、乗り放題パスなどの商品では使えるという場合もありますので、利用を考えている場合は事前に確認をしましょう。
地域共通クーポン利用先を確認する
なお、宅配サービスについては使うことができますので、旅行先で買ったたくさんのお土産を自宅に送ることはできます。
行政機関等への支払いには使えない
所得税、住民税、固定資産税、自動車税など国や地方自治体に納める金銭的負担である公租公課、行政機関への支払い、自治体指定のゴミ袋についても使うことはできません。これは、旅行先の消費喚起には直接関係がないことなので理解はしやすいと思います。
日常生活における継続的な支払いには使えない
日常生活での継続的な支払いである光熱費、電話料金、NHK放送受信料、不動産賃料、駐車場の月極・定期利用、保険商品、授業料、入学検定料、入学金などの支払いには利用できません。こちらについても、旅行先の消費喚起にはつながらないのでわかりやすいと思います。
ただし、旅行中に一時的に利用するコインパーキングなどでは利用ができます。
換金性の高いものには使えない
ビール券、清酒券、図書券、旅行券、店舗が独自に発行する商品券、切手、収入印紙など換金性の高いものの購入には使えないです。
金券ショップなどで換金できるものには使えないということです。QUOカードやプリペイドカード、電子マネーへのチャージといったものについても換金性の高いものになります。
既存の債務の弁済には使えない
地域共通クーポンを既存の債務の支払いに利用することはできません。旅行先の消費喚起には直接つながらないものですからね。
無償譲渡・寄付等には使えない
無償譲渡、寄付、献金、寄進及びこれに準ずるものに利用することはできません。
自分が使い切れないからといって、旅行先に住んでいる家族や知人にプレゼントというのはNGです。
地域共通クーポン加盟店での利用が大前提
利用にあたり、地域共通クーポン加盟店で利用することが大前提となります。利用できる加盟店はGoToトラベルの公式ウェブサイトから確認することができます。
地域共通クーポン取扱店舗検索マップ
地域共通クーポンでどんなものを購入できるのかという疑問については、「【GOTOトラベル攻略】地域共通クーポンで購入できるもの」でご紹介しています。
電子クーポンと紙クーポンで使える店舗が変わる
ご利用前に必ず【電子クーポン】【紙クーポン】どちらが利用できるのかを確認してください。どちらも使える店舗もありますが、どちらか一方しか使えない店舗もあります。GOTOトラベル事務局の地域共通クーポン取扱店舗検索マップにて店舗を検索後、店舗をクリックすると電子クーポン・紙クーポンのアイコンが表示されていますのでどちらのアイコンが表示されているか各自でご確認ください。