京都の繁華街近くにある、ゆるりとした空間が広がるお洒落なカフェ「CAFE KOCSI カフェコチ」。少しわかりにくい2階にあって、隠れ家的な雰囲気の、ファンの多い人気店です。ユーズドの家具が配置された店内には、心地よい空気が流れ、居心地は抜群。1人でもグループでも、性別も、国籍も関係なく、くつろげます。思わずうたた寝してしまいそうな気持ち良さです。
元パン職人のオーナーが焼くパンがおいしくて、日替わりキッシュや、日替わりスープなどのフードメニューが充実しているのも魅力。夜遅くまで開いていることも、アルコールが豊富なのもポイントです。
姉小路通りに面した入り口から、階段を上がって2階へどうぞ。
グルメ
2016.03.19
居心地がよくてパンがおいしい
隠れ家みたいなカフェコチ
writer : 砂野加代子
居心地のいい、もう一つの自分の部屋
店内の壁は緑。白いかわいい鳥も飛んでいます。テーブル席、ソファ席、カウンター席、不揃いな椅子をながめて、どの椅子に座ろう?と迷うのも楽しみです。
コチは、ハンガリー語で「馬車・車輌」という意味。みんなが集まる場所にしたいと名付けられたそうです。「思い思いに、もう一つの自分の部屋のように過ごしてもらいたい」とオーナー。おしゃべりするもよし。読書するもよし。手紙を書くもよし。長居必至のカフェです。
厨房に向かって座るカウンター
緑の壁に、白い鳥、赤い猫?
窓に向かうカウンター席の前には文庫本が並んでいます。
オーナーの焼くパンが、とにかくオイシイ!
元パン職人のオーナーが焼くカフェコチのパンは、要チェック。本日のスープ(パン・サラダ付800円)も人気メニューです。この日のスープは、じっくり煮込まれた白いんげん豆とゴボウのポタージュ。本日のキッシュ(サラダ付700円)やサンドイッチなどもおすすめです。平日の15時までは、+100円で飲み物、+300円で生ビール・グラスワイン付き。
デザートは50円引きに。手作りケーキなど、本日のお菓子も見逃せません。アルコールも終日OK。ビール、ワイン、カクテル、ウイスキー、焼酎までそろっています。
カプチーノを飲みながら、ほっこり。
カウンターのショーケースに並ぶパンは、毎日25種(130円〜)。テイクアウトもできます。
まったり本を読んで過ごしたい
店内の一角には手作りの本棚が並び、ちょっとした図書館のよう。文学、哲学、インテリア関係、雑誌、コミックまで、蔵書は2000冊以上。絵本や懐かしい岩波少年文庫もあり、誰もが気になる本がみつけられそうです。
近くの2号店「Année アネ」もおすすめ
カフェコチ前の姉小路通りを、西に5分ほど歩いたところに、2号店「Annéeアネ」もあります。こちらには、朝のトーストセット(10時00分〜13時00分)もあります。バタートースト・あんバタートースト500円、フレンチトースト600円、ベーコンエッグ650円と、バリエーションも豊富。お昼のキッシュやスープのセットは、パンのおかわり自由です。
スマートポイント
- 隠れ家のようなカフェコチがあるのは、姉小路通と富小路通が交わる南東の角にあるビルの2階。お店の入り口は、姉小路通り沿いです。
- カフェコチでのパンのテイクアウトは、14時ぐらいが比較的品揃えが良いそう。通常メニューに加えて、土日限定で登場するパンもあります。
- カフェコチの2号店、Année(アネ)では、パンの品揃えが豊富。モーニング、カフェ使いはもちろん、パンのテイクアウト利用にもおすすめ。
ライターのおすすめ
カフェコチさんのパンの美味しさは折り紙付き。クリスマス前に店頭に並ぶシュトーレンも絶品で、毎年買いに行ってしまいます。季節があえばぜひ。確実にゲットするには予約がベターです。
砂野加代子
エディター&ライター。学生時代から生活の中心はほぼ京都。近頃つくづく「大人の京都は楽しいなぁ〜」と思う。
INFORMATION
スポット名 | CAFE KOCSI カフェコチ |
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住所 | 京都市中京区富小路三条上ル福長町123黄瀬ビル2階 |
ジャンル | カフェ |
電話番号 | 075-212-7411 |
料金 | 1,000円 |
営業時間 | 12時00分~23時00分(LO22:30) |
定休日 | 木曜、第三水曜休 |
駐車場 | なし |
スポット名 | Année アネ |
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住所 | 京都市中京区室町姉小路西入突抜町139 プリモフィオーレ室町101 |
ジャンル | パン・カフェ |
電話番号 | 075-222-0517 |
営業時間 | 10時00分~22時00分(LO22:00) |
定休日 | 木曜、日曜休 |
駐車場 | なし |