梅田で味わう中近東の料理
「カフェデスティネ」

オーガニックのひよこ豆を使ったフムス

化学調味料や添加物を使わず、スパイスやハーブで味にアクセントを付けるなど、おしゃれなメニューの裏側で隠れた気配りがなされた料理たち。ケバブ、タジン鍋、ひよこ豆のディップを薄いパンに付けて食べるフムスなど、中東の料理が目をひく。日本の古い民家で食べる異国の料理、不思議な取り合わせがなんだか面白い。

モロッコ料理の代表格、ヘルシーなタジン料理をどうぞ

モロッコ風スパイスチキンのタジン（1,566円）は、朝引きの但馬の味どりとたっぷりの野菜をトマト味で蒸し煮にしたもの。旨みのある地鶏の風味と新鮮な野菜から出るエキスがたまらない。

100種類のアロマから選べる水タバコは大人の特権

ドリンクの種類が多く、酵素ジュース、ローカカオの豆乳ラテ、チアシード入りマンゴーラッシーなど、話題の食材を取り入れたヘルシーさが人気だ。
オーダーすると席まで運ばれてくるのはアロマスモーク（シーシャ）。水タバコともよばれる中近東の伝統的な嗜好品で、アルファヘル、スターバズビンテージなど厳選したフレーバーが100種類。吸い込むと甘い香りの煙がふゎっと立ち上る。ニコチンフリーのものもあるが、もちろん20歳以上の大人だけの楽しみだ。18時までならハッピーアワーとして店のおすすめアロマスモークが800円で味わえる。

めずらしいビールやサングリアでほろ酔い気分

ビール好きが喜ぶ世界各地のビールたち。モロッコのカサブランカ（860円）は香りがよいのが特徴。オーストリアのエーデルワイス（860円）は6種類のハーブを使ったにごりビール。このほかに自家製サングリアやオーガニックワイン、アブサンやティバリンといったハーブリキュールもある。スタッフは海外経験が長いメンバーばかりで、各地で食べた本場の味を再現すべく、スタッフで相談しながらメニューを決めているそうだ。
郷土料理が食べられると、中東やヨーロッパからの留学生が多くやってくるのもよくわかる。

梅田から歩いてもすぐ。細い路地に面した穴場店

2階の各テーブルに置いてあるベルを鳴らすと、スタッフが1階から来て
くれる。あまりのかわいらしさに、つい鳴らしてしまう人がいるそうだ。

細い路地を入るので、ちょっと見つけにくいかも。個性的な穴場店としてリピーターが多いのも納得だ。