みたらし団子で有名な老舗甘味処「梅園」の4店舗目「うめぞの茶房」が2016年3月末、京都・鞍馬口にオープン!餡を寒天とわらび粉で流し固めた「かざり羹」が上品&キュート過ぎて話題です。まるで洋菓子のようなあしらいを見せながらも和テイストのこのスイーツ。しっとりした落ち着いた店内で、ゆっくりいただいてはいかがでしょうか。
グルメ
2020.01.23
思い出に残る創作和菓子
「かざり羹」をうめぞの茶房で
writer : 鈴木ナナ
みたらし団子で有名な「梅園」から
四角いみたらし団子が看板商品の甘党茶屋「梅園さんが、新たに「うめぞの茶房」をオープン!「和菓子をもっと身近なものに」というコンセプトのもと、店主の西川さんが新たなスイーツを考案し、こちらで展開しています。
西川さんは以前、「うめぞの CAFE&GALLERY」をオープンさせ、「梅園」に新しい和菓子のスタイルを定着させた火付け役。さてこちら「うめぞの茶房」では、どんなお菓子で私たちを魅了してくれるのでしょうか。
「かざり羹」が魅せる小宇宙
餡を寒天とわらび粉で流し固めたという「かざり羹」というお菓子が「うめぞの茶房」の目玉。まるで洋菓子のように、果物、ナッツ、ハーブや生クリームなどをあしらい、小さくて上品な世界にギュッと宇宙が詰まっているかのよう。見た目だけでも心奪われるキュートさですが、食べてみるとまたそこに新しい世界が広がります。フランボワーズやカカオ、抹茶、こしあんという定番の味に加え、季節限定の桜、薄荷、マンゴーなど常時8〜9種類が並びます。季節のお茶とセットで、ぜひ召し上がってみてください!
秘密にしたくなる隠れ家的雰囲気
築100年という町家をリノベーションし、看板はいたってシンプル。知らないと通り過ぎてしまいそうな隠れ家的なたたずまい。でも一度来た人には、確かに秘密にしておきたくなる、とっておきのお店かもしれません。引き戸を開けるとそこにはショーケースがあり、お菓子が並びます。そして2階にお席。階段を上がると、天窓からは柔らかな光が差し込み、しっとりと落ち着いた空間が広がっています。美しい茶器は雑誌にでも出てきそうな雰囲気。そして新感覚の和菓子でティータイム。極上の時間があなたを待っています。
隠れ家的なお店の中には他にも見どころいっぱい!
飲み物は、フルーツと日本茶を合わせた季節のお茶や奈良県産の和紅茶など。そしてコーヒー通の方ならご存知、京都三条の「喫茶葦島」が「うめぞの茶房」のため特別にブレンドしたオリジナルブレンドコーヒーもいただけます!お茶でもコーヒーでもピタリとハマってしまう「かざり羹」の世界。何度訪れても楽しめそうですよね。季節ごとに足を運びたくなります。
真鍮の小さい菓子切りとコーヒースプーン、カラフルで温かみのある箸置き、お菓子を乗せる高台皿など、作家さんに依頼したオリジナルのものもあります。箸置きや菓子切りは、購入することも可能です!
「かざり羹」はお持ち帰りも可能です。可愛らしい包みに包まれたお土産もまた喜ばれそう。季節ごとにメニューもいくつか入れ替わるので、四季折々の味わいと愛らしいデザインを楽しむのもいいかもしれません。京都観光の際、ぜひ思い出に残る和菓子はいかがでしょうか。
※こちらは、公開日が2016年8月12日の記事となります。更新日は、ページ上部にてご確認いただけます。
スマートポイント
- お持ち帰り用保冷バッグもあります。3時間までなら大丈夫。
INFORMATION
スポット名 | うめぞの茶房 |
---|---|
住所 | 京都府京都市北区紫野東藤ノ森町11-1 |
電話番号 | 075-432-5088 |
料金 | 1,000円~2,000円 |
営業時間 | 11:00〜18:30 (テイクアウト、イートインのラストオーダー18:00) |
定休日 | 不定休 |
備考 | HP : http://umezono-kyoto.com/ |