神戸ならではのホテルスイーツ
フランス菓子の店「ルシオル」

幾層からなる、多彩な味わいのチョコレートケーキ

20種類ほどある生ケーキは、目でも楽しめる、オリジナリティにあふれたケーキがいろいろ。中でも、オーナー、シェフ共に自信作という「タルトショコラノワゼット」（486円）がおすすめです。ショコラサブレの底生地に、ナッツペーストが香るジャンドゥーヤのガナッシュ、自家製プラリネのクリーム、メレンゲ、カカオ62%のチョコレートを使用したガナッシュと、幾層もの重なりが。その濃厚な味わいは、「ケーキというよりもチョコレートを食べているよう」とはスタッフさん談。チョコレートたっぷりで濃厚なのに重たさはなく、さまざまな食感と少しずつ異なる層の味わいに、ぺろりと食べすすめてしまいます。

ドリンクは、芦屋の紅茶専門店「Uf-fu」の紅茶や、神戸を代表する炭火焙煎の珈琲店「萩原珈琲」がいただけます。

キュートな見た目のケーキで心も癒やされる

かわいらしい見た目の「チューリップ」（486円）。ホワイトチョコレートのドームの中には、生クリームとマスカルポーネチーズを合わせたクリームや、苺などのフルーツが入っています。果物のフレッシュさが引き立つ、さっぱりした味わいのケーキです。ラングドシャをチョコレートでコーティングした底生地の、サクっと軽い食感も楽しい一品。

なめらかなクリームが詰まったエクレア

上品な趣の「エクレール」（432円）は、ショコラとカフェの2種類。ショコラは、カカオ62%のチョコレートに、生クリームとカスタードをあわせたクリームが入っています。甘さの中に、カカオの風味が香ります。カフェは、クリームにコーヒー味のシロップが入り、ほんのりビターな味わい。シュー生地は固すぎずやわらかすぎず、クリームの濃厚なおいしさを楽しめる、ほどよいバランスの食感です。

シンプルな材料だけで作る、保存料不使用のジャム

お土産にするなら「ミルキッシュジャム」シリーズをぜひ。前身の「菓子sパトリー」の時代から愛され続けている手作りのジャムです。シンプルな材料だけを使って作るミルクジャム（写真中央・700円）は、着色料、保存料不使用で安心。濃厚で味わい深いキャラメル風味のジャムは、トーストに塗るだけではなく、紅茶に入れたり、アイスにかけたり…といろんなアイディアでおいしくいただけます。その他、仏産のいちじくを使った「いちじくとカシス」（写真左・918円）や、果肉感たっぷりの「グレープフルーツ」（写真右・810円）などのラインナップがあります。

宿泊すれば、日本一の朝食が楽しめる

そして、実はここ「ホテルピエナ神戸」は、旅行口コミサイトで「朝食のおいしいホテル」2013～2016年に4年連続第1位に選ばれたホテル。近郊農家から届く新鮮な野菜を使ったメニューのほかに、パティシエが作るスイーツや、明石の魚介を使ったブイヤベースなど、朝食バイキングとは思えない、豪華で豊富な品が並びます。ミルキッシュジャムは「ジャムタワー」として登場。今では販売されていない味も含めて、全15種類が楽しめます。

1階のカフェ「LUCIOLE」だけでなく、ホテルとしての魅力もいっぱい。素敵な神戸の旅の思い出に、ぜひ利用してみてくださいね。