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グルメグルメ

2017.02.17

嵐山で食べたい絶品スイーツ
本格的な味をぜひ味わって

writer : 磯本歌見

嵐山は、京都を代表する風光明媚なスポット。観光地としても人気で修学旅行生をはじめ大勢の人が訪れます。観光地でのお楽しみといえば、お料理とスイーツですよね。おいしいお料理を食べた後でもスイーツは別腹。今回は嵐山通や地元民おすすめの甘味処を紹介します。

あんこを使わない桜餅が名物

あんこの入っていない桜もち桜の葉に包んだ道明寺餅持ち帰り用桜もち琴きき茶屋外観琴きき茶屋店内
創業100年を超える老舗の「琴きき茶屋」。こちらの名物は、あんこの入ってない桜もち。塩漬けの桜の葉で、ほんのりした甘みの道明寺餅をはさんでいます。葉ごと食べて桜の葉の風味を楽しみます。甘くなくておいしい~!何個でも食べられそうです。もう一種類の人気は、道明寺もちをこしあんで包み、嵐山をかたどったもの。粒々を残したもちときめ細やかなこしあんが絶妙にあいます。もちろん、どちらも無添加・無着色で、職人が一つひとつ丁寧に作っています。これらはお土産にはもちろん、店内や和食堂、茶房さくら、café花しるべでも食べることができます。

ココでしか食べられないオリジナル

飲む抹茶づくしARINCO外観「嵐山はんなり・ほっこりスクエア」のテナントの一つ「ARINCO」。全国的に有名なロールケーキ専門店です。ご当地ロールも有名で、京都嵐山本店にも「京ロール百年蔵醤油」や「京ロール抹茶づくし」がありますが、今回はドリンクの「飲む抹茶づくし」を紹介します。ホットとコールドがあり、どちらも京都に本店を構える日本茶専門店「一保堂茶舗」の「宇治清水」を使っています。ホットは、グリーンティラテに抹茶のホイップと抹茶パウダー、自家製抹茶生チョコをトッピングしたもの。写真のコールドは抹茶ゼリーが入っていて抹茶アイスクリームとパウダーをトッピング。一保堂とARINCOのコラボが見事で風味豊かです。

嵯峨とうふ専門店のスイーツが旨い

わらび餅わらび餅プリン湯葉ソフトクリーム茶房嵐山さくら餅 稲「嵯峨とうふ 稲」に隣接するスイーツ専門店「嵐山さくら餅 稲」。こちらのわらび餅がまた旨い。国産の貴重な黒本蕨(くろほんわらび)を使った独特の風味と食感の逸品で、もっちり感があるのに口どけがよくふんわりしています。茶房では、風情ある竹の器を使った「本わらび餅パフェ」や「抹茶本わらび餅パフェ」が人気で、トッピングだけでなく、ゼリーなどと一緒になかにもふんだんにわらび餅を使っています。
テイクアウトには、2016年10月にデビューした「わらび餅プリン」(300円)やクリームに豆乳と湯葉が入った甘さ控えめの「湯葉ソフトクリーム」(300円)もオススメです。

アートカフェでまったり

ほくほく、お団子セット京黒ロール くろまるeX cafe嵐山本店襖絵も楽しめるまったりするなら「eX cafe 嵐山本店」へ。アートカフェとしても人気が高く、襖絵や庭園も楽しめ雰囲気抜群です。こちらで一番人気は「ほくほく、お団子セット」(1,317円)。よもぎ・白の串団子と抹茶のセットです。串団子は七輪の上で自分で焼くスタイル。あんことみたらしのタレが添えられています。自分のタイミングで熱々を食べられるのがミソで、なんだか優雅な気分になります。看板商品の「京黒ロール くろまる」(単品600円・セット900円、1本1,200円)は、厳選の竹炭を練りこんだ真っ黒もちもちの生地に、真っ白な生クリームが入っています。新食感のご当地ロール、こちらはお土産にも最適ですね。

渡月橋を見ながら絶品スイーツ

ほうじ茶パフェほうじ茶パフェ嵐山おぶう外観渡月橋を一望できるカフェ「嵐山おぶう」でも、抹茶を使用した甘味がメインのラインナップです。数あるメニューのなかでも人気NO1が「特選濃茶パフェ」(1,300円)。特選とあるからには普通じゃな~~い。普通より2倍濃い抹茶を使用しているのです。トッピングは濃い抹茶アイス、抹茶ゼリー、白玉、抹茶わらび餅、抹茶ブラウニー。下からも、抹茶シフォンケーキ、白かんてんと抹茶かんてん、抹茶アイスなどが次々と現れ、まさに抹茶尽くしの贅沢パフェなのです。写真は、ほうじ茶パフェ(1,050円)とほうじ茶あんみつ(950円)。ほうじ茶好きにはたまりません。

スマートポイント

  • 「琴きき茶屋」の「櫻もち」は通信販売もしている。消費期限は製造日含めて夏は2日間、冬は3日間なので、できれば現地で食べたい。
  • 「嵐山さくら餅 稲」のわらび餅は、隣接する「嵯峨どうふ 稲」の食事にデザートとして付いているので、まずはこちらでいただくのもおすすめ。

ライターのおすすめ

さすがに、スイーツ好きの私でも、全種類1日で制覇するのは無理でした。ネタ帳にストックして、行く度に立ち寄ってほしいお店ばかりを紹介していますので、ぜひ行ってみてくださいね。

磯本歌見

関西最西端・忠臣蔵の故郷「赤穂」に住みながら、フットワークの軽さを活かして京阪神・奈良まで取材へ。仏像ガールでご朱印女子。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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