道頓堀の人気者、くいだおれ太郎に出会えるビル
中座くいだおれビルの正面で、訪れる人を陽気に迎えてくれるのが、大阪市・道頓堀のシンボル的存在「くいだおれ太郎」。
大阪市営地下鉄各線の「なんば駅」より徒歩5分で到着。
赤と白のしましま模様の服とピエロ帽、黒ぶちの丸メガネを身につけ、なんとも言えない表情で太鼓を叩く姿に思わず頬が緩みます。
現在はこの中座くいだおれビル前に立っていますが、そのデビューは70年以上も前の1949(昭和24)年。
道頓堀の飲食店「大阪名物くいだおれ」の看板人形として登場し、
2008(平成20)年の閉店までずっと店先に立ち続けてきました。
そして、2009年の中座くいだおれビルのオープンに合わせて、再び道頓堀に復帰してお客様を出迎えています。
くいだおれ太郎グッズほか、大阪みやげ満載
中座くいだおれビルは、地下1階から地上6階まで計7フロアからなり、飲食からエンターテイメントまで多彩な店舗がラインナップ。
道頓堀通りに面した1階フロアには、ユニークな大阪みやげをはじめ4000点以上の商品が並ぶ「なにわ名物いちびり庵 道頓堀店」があります。
店内の一角を占めるのは日本唯一のくいだおれ太郎オフィシャルショップ「太郎本舗」。
お菓子から雑貨までバラエティ豊かな品揃えは、見ているだけで楽しく
なります。
また、大阪で作られた本物志向の商品を集めた「Osaka Made Collection」コーナーには、ワインやソース、文房具ほか、大阪の底力を感じられる銘品が並びます。
道頓堀名物のグリコの看板をモチーフにしたグリコグッズや楽しい雑貨、各種おみやげが揃う「リトル大阪(ぐりこ・や)道頓堀店」の店内も観光客で賑わっています。
道頓堀店限定のアイテムもあり、自分用にも欲しくなりますね。
なにわ名物の粉もん、お笑いライブが見られる劇場も
大阪グルメといえば「粉もん」だが、中座くいだおれビルにも、たこ焼やお好み焼きが食べられるお店がスタンバイ。
この他にも、焼き鳥や串かつなど、大阪グルメが多彩に揃っています。
また、一つひとつ手作りで焼き上げられるテイクアウトの「くいだおれ太郎の人形焼」も人気。
※現在は閉店
さらに、大阪といえば外せないのが「お笑い」文化です。
地下には2つのホールをもつ「道頓堀 ZAZA」があり、30分600円で見られるお笑いライブも開催されています。
公演時間は短いですが、お笑いライブが初めての方には入りやすい価格と時間ですね。
ここで関西のお笑いの面白さに目覚めたら、なんばグランド花月などの劇場も徒歩圏内にあるのでステップアップしてみてくださいね。
※写真は記事公開当初のものです
大阪の食、みやげ、笑いを一度に堪能できる中座くいだおれビル。
くいだおれ太郎と写真を撮ったあとは、ぜひ館内をぶらりと歩いてみよう。