古都京都はもちろん、大阪にも自慢の和菓子店が数多くあります。そんな名店の中から9店を厳選。歴史を感じる老舗和菓子店をはじめ、常に新しい味やオリジナリティーを求める名店まで。あなたに合うピッタリのお店を見つけてください♪
観光
2016.07.23
大阪・京都の絶品和菓子まとめ
ほっぺた落としてみませんか?
writer : 編集部
静かに過ごせる和菓子屋さんの和カフェ
大阪淀屋橋「鶴屋八幡」。お茶席のお菓子、帰省のお土産、ビジネス上の挨拶用など、和菓子の老舗として多くの人が利用するグルメ店です。もなか「百楽」は、大粒の国産大納言小豆を丁寧に炊きあげ、薄皮で包んだシンプルな和菓子で素材の味が魅力の一品です。また、店の奥にある喫茶室では、和菓子屋らしい落ち着いた雰囲気で、ゆったりとした椅子に座りながら「和菓子セット」や「あんみつ」などをお召し上がりいただけます。大阪の人に愛されてきた和菓子の素晴らしさを感じながら、和の空間をお楽しみください。
スポット名 | 鶴屋八幡 |
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住所 | 大阪府大阪市中央区今橋4丁目4-9 |
営業時間 | [平日]8:30〜19:00[土日祝)8:30〜17:00 |
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和菓子と器がコラボする京都の古民家カフェ
京都清水寺近くの古民家カフェ「天」。オリジナルの和雑貨や作家ものの器が並ぶショップの奥にカフェがあります。一番人気の抹茶レアチーズケーキは、日本茶の老舗「一保堂茶舗」の抹茶を使ったもので、売り切れてしまうこともあるそうです。かわいらしいフォルムの作家もの抹茶碗で登場する「きな粉のお茶碗パフェ」は、きな粉たっぷりのアイスクリーム、粒餡、栗の甘露煮、抹茶のわらび餅と、和菓子の王道をいく材料をとりそろえた豪華な一品です。また、和紙でできた自社製オリジナル小箱の中に入った金平糖は、清水坂でしか売っていないレアものの絵柄もあって、京都観光のお土産におすすめの和菓子です。
スポット名 | 天 |
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住所 | 京都府京都市東山区清水二丁目208-10 |
営業時間 | 10:00~18:00 ※季節により変動あり |
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大阪北新地の気軽で上品な手土産和菓子
大阪・北新地の大通りから一本入ったビルの1階、女将が顔をのぞかせる間口があるだけの小さな店。ころんとした大きさと、桜のピンクや、抹茶の緑など色合いも美しく、見るだけで心が和むような”おはぎ”たちがおすすめ和菓子です。ほうじ茶、くるみ、ずんだ、塩うぐいす、鳴門金時など季節に応じた4種類の詰め合わせが2パターン用意されています。もうひとつの人気和菓子「新地わらび」は、深炒きなこと宇治抹茶の2種類あります。また、かりんとうや最中など日持ちするお菓子もあり、人気は木の実おこし。アーモンド、カシューナッツ、クルミや黒豆が入ったおこし「おつまみ菓子」は、お酒好きの方にも喜ばれます。
スポット名 | 森乃お菓子 |
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住所 | 大阪府大阪市曽根崎新地1-1-43第2大川ビル1F |
営業時間 | 16:30~売り切れ次第閉店 |
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発祥の地・京都で食べるみたらし団子は絶品和菓子
世界遺産・下鴨神社のすぐそばにある加茂みたらし茶屋「本家亀屋粟義」は、みたらし団子発祥の地。お団子の食感は、もっちりというより、意外としっかりしています。お米の香りや歯ごたえが強めで、濃い目の琥珀色のタレは、もったりと濃厚。甘みの中にも黒糖の香りと、ほろ苦さが存在しているので、いくらでも食べられる感じです。一串のお団子が1玉と4玉に分かれている理由は、お団子を人形(ひとがた)として用い、神前に捧げ、無病息災の祈祷を受けた下鴨神社のお祭りに由来し、人間の五体を表しています。季節のいい春秋には、お庭の席で召し上がるのがおすすめ。鬼子母神のお社のあるお庭は、時代劇の茶屋そのもの。京都旅行の思い出になりますよ。
スポット名 | 加茂みたらし茶屋 |
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住所 | 京都府京都市左京区下鴨松ノ木町53 |
営業時間 | 9:30~19:00(ラストオーダーは18:00) ラストオーダー以降は、持ち帰りのみの提供。 |
京都のお土産新定番の阿闍梨餅
京都のお土産の新定番「阿闍梨餅(あじゃりもち)」は、地元京都の人に、普段使いの和菓子として購入されていましたが、今や全国的に浸透しつつあります。阿闍梨餅の阿闍梨とは、荒行で有名な比叡山廷暦寺の千日回峰行をおこなう、天台宗の高僧を指す言葉で、その阿闍梨さんが被っている網代笠をかたどって商品を作ったことに由来。店のある百万遍は比叡山の麓で、千日回峰の修行をする阿闍梨さんと縁が深い土地柄が、商品誕生の背景となっています。中はつぶ餡がギッシリ。一口かじると、薄い餅のモッチモチ加減が衝撃的です。他にも土日・祝日限定販売の「満月」や9月上旬~5月までの限定販売の「最中」があります。
スポット名 | 阿闍梨餅本舗 京菓子司 -満月- |
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住所 | 京都府京都市左京区田中大堰町139 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
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伝統ありの和菓子!創業は千年以上、京都のあぶり餅
京都市北区にある今宮神社の境内。一文字屋和輔(いちもんじやわすけ)別名一和(いちわ)の創業は長保2年で1000年以上の歴史があります。平安時代に京都に蔓延した疫病や災厄を鎮めるために、一条天皇が今宮神社を建立したのと、ほぼ時を同じくして創業されました。お店には縁側風席と座敷席があり、夏や冬は座敷席で、気候のよい春や秋には縁側席がおすすめです。一和で提供される商品は、あぶり餅ただ一つ。親指大に千切られ、串に刺さってあぶられた餅が、お皿の上で扇を広げる姿は繊細で食べるのが少しもったいないくらいですが、上品な味噌の甘みと焼いたお餅の香ばしさが口の中に広がり懐かしい気分にさせてくれます。
スポット名 | 一文字屋和輔 (一和) |
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住所 | 京都府京都市北区紫野今宮町69 |
営業時間 | 10:00~17:00 |
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京都和菓子の定番!生八ツ橋の手作り体験入門!
八ツ橋は京都の伝統的な和菓子。八ツ橋を焼き上げる前のやわらかい生地につぶあんをはさんで食べるつぶあん入り「生八ツ橋」(おたべ)が誕生したのは、今から50年ほど前です。おたべ体験道場で作れるのは、にっき味と抹茶味の生八ツ橋。最初に、おたべ作りに使う材料や手順についての説明を聞き、いざおたべ作りに挑戦です。生地を蒸している時間を利用して、同じ建物内にある「おたべ」の工場見学へ。できたてのおたべは、ほわほわのやわらかさです。おたべ本館1階には、生八ツ橋はもちろん、おたべ本館限定のケーキや焼き菓子なども購入できる売店を併設。おたべ作り体験が終わったら、お土産選びも楽しめます。
スポット名 | おたべ体験道場 |
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住所 | 京都市南区西九条高畠町35-2 |
営業時間 | 9時00分~18時00分 (体験は予約制9時00分〜、12時00分〜、14時00分〜) |
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京都の和菓子テイストを感じるスイーツ
京都スイーツを代表する銘店「京都北山マールブランシュ」。徹底的に素材にこだわり、京都の感性と、京都に根付いた匠の技で生み出された五感に響く洋菓子は京都土産にもおすすめです。定番になっているのは、お濃茶のほろ苦い香りと、お抹茶本来の甘みが感じられるラングドシャに、たっぷりの特製ホワイトチョコレートをはさんだ「茶の菓」。和と洋が合わさった「THE 京都」の上品な味わいが魅力です。また、和束産宇治茶のお紅茶ババロア、美山産有精卵の苺ショートケーキ、丹波産ほっこり黒豆きなこショートケーキなど北山本店限定のケーキもおすすめです。
スポット名 | 京都北山マールブランシュ |
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住所 | 京都府京都市北区北山通植物園北門前 |
営業時間 | 9時00分~20時00分(サロン10:00〜20:00、LO19:30) |
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大阪アイスキャンディの名店が作る回転焼
アイスキャンディーで有名な大阪難波の北極。そこに9月末~4月末頃までの期間限定で発売されているのが回転焼きです。つぶあん、チーズ、カスタード、さつまいもの4種類を焼きたてで味わうことができます。つぶあんは、アイスキャンディーに使う同じあずきを餡にしてたっぷり入れ、生地は薄力粉に生クリーム、牛乳、卵を混ぜあわせ、ホットケーキのようなふわっとやわらかい食感です。手で半分にわると、あずきの香りがただよってきます。1つからの購入ももちろん可能ですが、箱入りの販売もしているのでお土産にもおすすめです。大阪老舗が誇る絶品和菓子です。
スポット名 | 北極 なんば本店 |
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住所 | 大阪府大阪市中央区難波3-8-22 |
営業時間 | 10:00~22:00 |
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