大正13年に開園した日本で一番古いの公立総合植物園。広大な敷地内には桜林、つばき園、くすのき並木などが広がり、一年を通じて観光に訪れるのにぴったり
です。春には130品種の桜が咲き誇り、初夏になると約180品種のアジサイが見られるなど、植物園ならではの種類の多さも魅力。日本最大級の観覧温室には熱帯花木が生い茂るジャングル室やサボテンやバオバブのある砂漠サバンナ室があり、異国に足を踏み入れたような楽しさがあります。
季節ごとに、何度でも観光したい植物園
春は桜、初夏にはバラ、秋は紅葉、それに椿や梅と、いつ訪れてもさまざまな草花が楽しめるのは植物園だからこそ。桜林には450本の桜の木があり、ソメイヨシノをはじめ、ヤエベニシダレやサトザクラなど多彩な桜が観賞できます。植物園ならお弁当を食べながらのお花見もOK。愛でるだけの神社仏閣とはまた違う楽しみがありますよ。梅雨時に人気なのがあじさい園。色とりどりのアジサイが咲く様子は一見の価値ありです。
自然たっぷりの園内で、元気をチャージ
より自然に近い状態で植栽した植物生態園や木漏れ日が美しい並木道など、緑いっぱいの園内をのんびり歩けば、きっと心が洗われるような時間が過ごせるはず。「日本一おもしろい、心やすらぐ植物園」づくりを基本コンセプトに取り組んでいる京都府立植物園。ピッツェリア「IN THE GREEN」「森のカフェ」のテラス席からは園内を間近に臨め、プチリゾート気分で過ごせます。
植物についてあれこれ気軽に学べるイベントもあり
より深く植物の魅力について知りたい! 京都府立植物園を思う存分満喫したい!という方は、園が主催するイベントに参加してみてはいかが。週替わりで行われる季節の花の展示会や講習会は植物ファンに人気。毎週土曜日に催されているのが、見頃の植物についての解説を聞きながら園内を巡る「土曜ミニミニガイド」(先着30名)。そのほか、中秋の名月を愛で音楽に親しむ「名月観賞の夕べ」、クリスマス時期に催されるイルミネーションなど、季節ごとに何かしら企画あり。詳細はホームページをチェック!