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南禅寺

方丈・三門・襖絵・水路閣
すべてが最上級の格式高い禅寺

writer:編集部(2015.12.27)

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禅宗の臨済宗南禅寺派の大本山で、亀山天皇の離宮をたまわった大明(だいみん)国師が開山した禅寺。日本三大門の一つである三門、大方丈と小方丈からなる方丈庭園、狩野派による障壁画、水路閣など、見どころ満載のお寺です。

Point1

三門は高さも景色も格別

南禅寺といえば、有名なのが三門。これは1628年、藤堂高虎公の寄進によるもので、「天下竜門」との異名を持つ高さ22mの楼門です。門の柱で仕切られた四角から見える景色が一つの額のようで、四季によりさまざまな表情を見せてくれます。
三門の楼上は、歌舞伎で石川五右衛門が「絶景かな、絶景かな」ともらす名台詞のとおり、すばらしい景色です。

Point2

庭園も襖絵も!見どころ多数の方丈

方丈庭園は、小堀遠州作の代表的な枯山水の庭園です。巨石の姿から「虎の児渡し」と呼ばれています。また、小方丈は桃山城の小書院を移したもの。襖絵は狩野探幽の傑作といわれ「水呑みの虎」の図は特に有名です。

Point3

東山の風景になじむ水路閣

テレビのロケにもよく登場する水路閣は、エキゾチックなレンガつくりの疎水橋です。現在も水を運ぶ疎水として活躍し、京都を代表する風景の一つになっています。

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