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春日大社

鹿は春日大社の神様の使い
平城京の守り神として栄えた神社

writer:編集部(2019.09.26)

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今から約1300年前の創建以来、春日野の森の中に、朱の柱、白い壁、自然の檜皮屋根の本殿・社殿が昔と変わらぬ姿で鎮まっている「春日大社」。その境内では、神様の使いとされる多くの鹿の姿を見ることができます。2016年は、春日大社最大の神事、20年に一度の式年造替(ぞうたい)のクライマックス、正遷宮が行われる特別の年。正遷宮をお祝いする奉祝行事も行われます。

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四柱の偉大な神様を一緒にお祀り

春日大社は、今からおよそ1300年前、奈良に都が移された頃、日本の国の繁栄と国民の幸せを願って、遠く鹿島神宮から武甕槌命(たけみかづちのみこと)を神山御蓋山(みかさやま)山頂にお迎えしたことから始まりました。そして768年、称徳天皇の勅命により左大臣藤原永手が、中腹となる今の地に壮麗な社殿を造営して、各御殿のご祭神をお招きし、あわせてお祀りしたのが創建となります。
 第一殿のご祭神である武甕槌命、第二殿の経津主命(ふつぬしのみこと)は、日本の国を平和にする神様、第三殿の天児屋根命(あめのこやねのみこと)は、最高の知恵を持つ神様、第四殿の、天児屋根命のお妃の比売神(ひめがみ)は、平和と愛の神様、それぞれの霊験を仰ぐことができます。

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若宮めぐりもおすすめ

本殿の南側には、正しい知恵を授けてくれる神様「天押雲根命(あめのおしくもねのみこと)」を祀る「若宮神社」があり、その周りには人生に起こる様々な難所を守ってくれるお社が15社鎮座されています。参拝者でにぎやかな本殿周りとは違い、静かな森に包まれる若宮周辺は、神様のみならず、山や森のパワーをいただける雰囲気が漂っています。なかでも、夫婦大國社は日本で唯一、ご夫婦の大国様をお祀りした社で、その由緒は鎌倉時代にさかのぼります。800年もの長い間、仲睦まじくいらっしゃることにあやかって、商売繁盛、夫婦和合のご利益があります。

Point3

式年造替の特別参拝をぜひ

伊勢神宮など、神社の社殿を新しくしてご祭神の御座所を遷す儀式「遷宮」と違い、春日大社で行われるのが「造替(ぞうたい)」。これは一時的に移殿に神様が遷され、その間に本殿の修繕を行うもので、20年に一度行う「式年造替」は、春日大社最大の神事です。2016年は、神様が移殿から新しくなった本殿に戻られる「正遷宮」が盛大に行われるクライマックスの年。
造替期間のみの特別参拝やご朱印もあるので、HPなどでチェックしてぜひお参りしましょう。

※こちらは、公開日が2017年3月9日の記事となります。更新日は、ページ上部にてご確認いただけます。

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