奈良公園は、660haの広大な地域にまたがり、全国的にも有名な奈良を代表する社寺、東大寺・興福寺・春日大社や、国立博物館や正倉院といった文化施設と、これらをとりまく雄大で豊かな緑の自然美が調和した全国でもまれに見る歴史公園です。
また、約1,200頭に及ぶ鹿たちが戯れる奈良公園では、どこに行っても愛らしい鹿に会えます。
奈良公園めぐりに3大社寺は外せない
奈良公園には、東大寺・興福寺・春日大社という、全国的にも有名な世界遺産の社寺があります。
東大寺はいわずと知れた「奈良の大仏さん」で超有名ですが、大仏さんだけでなく、少し足を伸ばしお水取りの舞台である二月堂や、東大寺現存最古の建物である法華堂(三月堂)や四天王で有名な戒壇堂にも見どころがいっぱいです。
興福寺は、あの阿修羅像に会える国宝館をはじめ、奈良のシンボル、五重塔・三重塔、東金堂など必見です。
春日大社は、2016年は20年に一度の式年造替の年。日ごろは見られない建物などの特別拝観があります。
若草山散策もおすすめ
若草山は、園内にある芝生に覆われた山。三つの笠を重ねたような形なので、三笠山とも呼ばれています。標高342m、33ha’の広さがあり、昔から、古都奈良の早春を告げる風物詩にもなっている「山焼き」が有名で、最近ではその夜景の美しさから「新日本三大夜景」の一つにも選定されています。山頂まで約30分。時間に余裕があれば登ってみましょう。奈良市街地のすばらしい眺望が望めます。
小径も見どころ
春日大社の参道と志賀直哉旧居を結ぶ緑に囲まれた遊歩道「ささやきの小径」や、東大寺二月堂から大仏殿に向かう石畳の小径、美しい景色が望める休憩舎「浮見堂」など、奈良公園内には、四季折々の自然との調和を楽しめる雰囲気のある道やスポットが多数あります。緑と鹿と歴史的建造物、これらが見事に調和するのも奈良公園の魅力です。
※こちらは、公開日が2017年3月20日の記事となります。更新日は、ページ上部にてご確認いただけます。