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姫路城

日本が誇る世界一の名城
世界文化遺産・国宝姫路城

writer:編集部(2019.09.30)

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翼を広げた白鷺のごとく、白亜の優美な姿から白鷺城(はくろじょう)とも呼ばれる世界文化遺産・国宝姫路城。
2015年3月に、およそ5年半にわたる平成の保存修理を終え、国内はもとより、世界中から観光客が訪れている。2015年度の来城者数は286万7051人。日本全国の城郭の中で年間入城者数が第一位を記録した。姫路城は、名実ともに日本が誇る世界一の名城なのだ。

Point1

400年前の姿そのままの姫路城

江戸時代初期の1601年、大天守と小天守を渡櫓でつないだ連立式天守閣群の姿へと築城が始まった。豊臣秀吉が中国征伐の拠点として築いていた三層四階建ての天守閣を、関ヶ原の合戦後に入城した池田輝政が、8年の歳月をかけて大規模な改修を行い、1609年に完成した。以来400年間、一度も戦火を交えず戦災からも免れたことから「奇跡の城」ともいわれている。
大天守をはじめ、東小天守・西小天守・乾小天守、渡櫓(やぐら)など8棟の国宝と74棟の重要文化財がある。内曲輪の城郭建築は、ほぼ完全に当時のままだ。
1993年には、世界的に類を見ない美的完成度が高い木造建築であることなどが評価され、日本で初めての世界文化遺産に登録されている。

Point2

歴史・建築・物語、見どころいっぱいの城

5層6階の大天守と3つの小天守が渡櫓(わたりやぐら)でつながった連立式天守閣群は、どこから見ても美しい。撮影スポットには事欠かないだろう。美しさに気をとられがちだが、見どころがそれだけではないのが姫路城。
城内は迷路のように入り組み、目と鼻の先に見える天守が近づいたり遠ざかったりと、姫路城が美しいだけの城ではなく、軍事要塞だということがわかる。屋根瓦や石垣、狭間(さま)など、城好きにはワクワクするポイントがいくつもある。

千姫ゆかりの西の丸や石垣に埋まる石臼(姥が石)、城内に残るお菊井戸(播州皿屋敷)、天守最上階に住む妖怪の話など、数々の物語や伝説の舞台でもあるのだ。興味に応じて楽しみ方や見どころがあるので、単なる城と思っているともったいない。

Point3

さらに楽しむためのお得な情報

ただ見て回るより説明が欲しいと思う人は、まずはJR姫路駅にある観光案内所へ行こう。ボランティアガイドが、城へと向かう道中にある史跡を案内してくれる。城内は、姫路城シルバー観光ガイドを頼むといい。ガイドひとりで2000円。姫路城のあれこれを教えてくれる。

スマートフォンの無料アプリ「姫路城大発見アプリ」もおすすめだ。AR技術を活用したアプリケーションで、CGによる解説動画は必見。無料Wi-Fi「HIMEJI Wi-Fi」も整備されているが、事前にダウンロードしておくことをオススメする。

入城料の割引もチェックしておこう。通常大人1000円だが、西隣にある日本庭園「好古園」とのセット券がお得だ。レトロなボンネット型をした「城周辺ループバス」の一日乗車券にも割引がある。城周辺には、県立歴史博物館や市立美術館・文学館があり、一日乗車券にはこれらの割引もあるので有効に活用しよう。

※こちらは、公開日が2017年3月28日の記事となります。更新日は、ページ上部にてご確認いただけます。

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