ドローン初心者もモチロンＯＫ
南天ドローンパークで空撮体験

初めは室内でじっくりオリエンテーション

沖縄本島北部、名護市の東海岸に位置する南天ドローンパーク（企画・運営：Nandina-Cloud株式会社）は、実に国内最大級規模を誇る専門施設です。所要約60分の「体験レッスン」は、18歳以上（要身分証明書）から参加可能です。

まずは室内で約30分のオリエンテーション。機体（『ファントム３』）と送信機（プロポ）を前に、初心者向けマニュアルで、仕組みや、操縦・空撮の方法等を教わります。

①［電源］プロポ→機体の順でオン。
②［Wi-Fi］モバイル端末（施設貸出）とプロポのWi-Fiを設定。
③［アプリ］専用のカメラアプリ『DJI.GO』を起動。
④［撮影方法］静止画・動画と再生方法。
⑤［操作］スティックの動かし方。

「左右のスティックをそれぞれ内側斜め下に倒すと、機体のプロペラが作動します」とインストラクターの松奈津紀さん。

屋外での実践（前半）！　まずは操作感に慣れる

座学を終えたら、屋外で実践飛行。施設前の広場に移動し、インストラクターによるデモを拝見したら、オリエンで習った通りにプロポ→本体の順で、電源ON！　“ブゥゥゥゥン”。空気を劈く甲高いプロペラ音はまさにハチの羽音…。「一気に2m以上の高さまで引き上げて下さい」。というのも、テイクオフ時の（自らの風圧による）事故が多いため。

まずは、操作感に慣れるため簡単な移動から。「（何かに）接近して危ないと思ったら、高度を変えるか、または（プロポの）スティックから指を離しちゃって下さい。その場で停まります」。なんと、操作・操縦しなくても大丈夫!?　「“自律飛行”できるのがドローンで、そこがラジコンとの違いです」。なるほど、わかりやすい！　実際、恐るおそる指を離すと、確かにドローンはその場にステイ！　ドローンがドローンたる瞬間を目の当たりにし、感動です★

屋外での実践（後半）！　操縦から撮影にフォーカス

慣れてきたら、距離を延ばしたり、高度を上げたり、あれこれ挑戦です。ところで、初心者にとって気になる電波の範囲は、半径500m程。仮に機体がそれ以上に出てしまっても、3秒で戻ってくるのでご安心を。そして、バッテリーはフル充電で約23分。残り30％でプロポのランプが点滅。20％を目安に帰還させましょう。

後半は撮影に意識をフォーカス。レンズの向きをあれこれ変えて空撮しながらの、操縦です。

そしてクライマックスは、最高高度の120mまで上昇（航空法では150mまで）！　360度回転させ。美しい沖縄北部東海岸の海を激写です。

といった具合に20分程のフリーフライを楽しみ、最後はランディング。スピードを緩め、徐々に自らに近づけ、手の届く範囲に来たら、左手でプロポをしっかり固定し、右手でガッチリ機体をキャッチ。この際、ランディングギア（脚の部分）をグリップするのをお間違いなく。

機体購入も可＆アフターサービスもバッチリ！

終わってみれば、当初抱いていた“怖さ”を完全に克服。「完全な初心者でも、ほとんどの方が、60分の体験レッスンで、一通りの操作・空撮ができるようになります」。

そうなってくると、もっともっといじりたくなるのが、人の常。そんな方には嬉しいお知らせも。南天ドローンパークでは、機体販売も行っており、しかも4Kの高画質を誇る最新の『ファントム4シリーズ』が、リーズナブルに購入可能！　もちろんアフターサービスも充実し、安心です。

ドローンが気になっていた方、やんばるを上空から楽しみたい方、新たな撮影や遊びに挑戦したい方。そして何より、ありきたりの沖縄観光に飽きた方にとってはドキドキ→ワクワクの新たなレジャー施設と言えそうですね♫

最後はもちろん、ドローンの最大の醍醐味である動画をお届け！　その圧倒的な迫力をお楽しみ下さいね★