沖縄には電車がないと思われている方もいらっしゃるのでは?いえいえ、あります!那覇市内の一部エリアですが、モノレールが走っています!沖縄のモノレール特有の乗り方のしきたりを伝授します!
沖縄おもしろ情報
2019.10.21
沖縄都市モノレール
「ゆいレール」の乗り方
writer : 編集部
日本全国の交通系ICカードは使えません
もちろん乗車券は券売機で購入します。メニューにICカードという項目はありますが、Suica、ICOCAなどの交通系ICカードは使えません。現金のみですので、財布に入っている小銭をありったけ使いましょう。
改札の出入り
切符を買ったのだから、改札機では切符を入れると思いますよね?違うんです。購入した切符を見るとQRコードが印字されています。
改札機ではQRコードをかざして入場します。下車後も改札機に入れるのではなくQRコードをかざします。改札機に吸い込まれないので手元には切符が残ります。
邪魔だからとポイ捨てはしてはいけません!ちゃんと改札機に切符改修のためのカゴが用意されているので、カゴに捨てましょう。もちろん記念に持ち帰るのもOKです。
券売機や改札機に書いてある「OKICA」とは何者だ?
OKICAとは、オキカと読みます。沖縄都市モノレールと、沖縄本島内の路線バスで乗車券として利用できるICカードです。Suica、ICOCAのように改札機ではピッとかざすだけで利用できますが、沖縄都市モノレールと、沖縄本島内の路線バスの乗車以外には全く使えません。観光都市那覇のモノレールでなぜSuicaが使えないんだ!という声はよく聞かれます。なぜ使えないのかというと、相互利用のためのシステム費用や維持費が割高なためらしいです。今後利用できるようにする報告で検討されているみたいですが、2018年1月現在使えないです。本州では使えないOKICAですが、鉄道ファンの方などコレクションされたい方は、デポジット500円で購入可能なので、お土産にいかがでしょうか!?
沖縄県内のコンビニでは交通系カードは使えます
本州の交通系カードは、モノレールや路線バスでは使うことは出来ませんが、沖縄県内のコンビニや一部スーパーでは、本州の店舗と同じく交通系カードでの支払いができます。支払いができるカードの種類(Suica、PiTaPaなど)や、支払いではなく、チャージもできるのかなどは店舗により異なるので、都度確認してくださいね。沖縄県民はコンビニでの買い物のために交通系カードを保つ必然性がありませんので、沖縄でメジャーな電子マネーはEdyです。空港や観光地でも交通系カードを利用できる店舗は増えてきてますが、まだまだ普及しているとは言えませんので、お財布の中にはいつもより多めに現金を入れておいたほうが安心です。
ついでですが、銀行事情
沖縄では現金を使うシチュエーションがまだまだあります。市街地であればコンビニ、ATMは数多くあるので、現金をおろすことは可能ですが、手数料などを気にされる方は要確認!沖縄県内には都市銀行はみずほ銀行のみ、しかも店舗は国際通りの1店舗のみとなります。三井住友銀行や東京三菱UFJ銀行などのメジャーな都市銀行でも沖縄では店舗もATMもありません。そのため、コンビニの銀行ATMや、沖縄の地方銀行などのATMで引き出すことになりますので、数百円ですが手数料が余分にかかります。
また、沖縄本島だけではなく、離島への観光を検討されている方は、銀行ATMすら無い場合もあります。沖縄で最強なのはゆうちょ銀行です。ゆうちょ銀行の口座をお持ちでしたら、持ち歩きたくない現金は口座へ預けてキャッシュカードを持参しましょう。手数料もかかりませんし、離島でもゆうちょ銀行のATMならある可能性があります。ただし、離島の郵便局、ATMは平日限定、閉まるのも早い可能性がありますので気をつけてくださいね。
※こちらは、公開日が2018年2月4日の記事となります。更新日は、ページ上部にてご確認いただけます。